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2019年度卒業生を送り出しました

広域通信制のAIE国際高校の卒業式には、毎年全国から卒業生が参加します。今年は、生徒や保護者の皆様の健康を考えて、苦渋の選択ではありましたが、卒業式開催を中止しました。

当初予定していた通りに卒業生を送り出すことができませんでしたが、本校の卒業生達は日頃の学びを実践し、瞬時に現実を受け止めて立派な姿を後輩に見せて卒業して行きました。

急展開の中で実施した茶話会と和太鼓演奏のレポートです。

 

3月2日からの臨時休校が決まり、通学生の生徒たちにとっては、228日が今年度の通学最終日となりました。臨時休校や卒業式中止、その際の各家庭での過ごし方などをアナウンスした時には、卒業生との別れが急に訪れたことがわかり、涙する在校生もいました。

このまま最後になってしまうのは名残惜しかったため、茶話会を開き、通学生全員でこの1年を振り返る時間を持ちました。卒業生は高校生活の学び、気付き、思い出を語ってくれました。それぞれ非常に力強く、心にしみる言葉でした。

 

一部ですが、立派に巣立っていった卒業生から後輩へのメッセージを紹介します。

 

AIEは色々な挑戦をする機会を与えてくれました。その機会を掴むか、掴まないかは、自分次第だと思います。僕はその機会を掴み、スポーツや和太鼓に打ち込みました。そのおかげで、身体的にも精神的にも大きく成長できたと感じています。AIEに来たなら、しっかりとチャンスを掴んで大きく変容してください。(S君)

 

AIEでは、理想の姿の自分に近づけます。たとえば、こんな人になりたい、あんな生き方かっこいいな、と思ったとき、以前の私だったら、遠くて無理、と思って諦めていました。でもAIEでは、理想に向かって一緒に努力できる仲間がいます。勇気づけられ、また一緒に挑戦する中で、自分が変わっていったことを実感しています。ぜひ、AIEでどんどん変わっていってほしいと思います。(Kさん)

 

僕は、とにかく今しかできないことを、全力でやってほしいと思います。同世代の仲間とお互いに本音で話しながら、切磋琢磨することは、今しか経験できません。僕は何よりもそれが楽しく、貴重に感じています。また、失敗も怖くなくなりました。それはAIEで、失敗をするしない、ではなく、その失敗の意味を見つけることを学んだからです。これからも色々なことに、どんどん挑戦していきたいと考えています。(Y君)

 

 

卒業式の後に行う予定だった和太鼓演奏会も中止になりました。

この日のために1年間かけて準備をしてきた和太鼓部員は残念な気持ちでしたが、前向きに最後の和太鼓レッスンを受けようと準備していました。

そんな中、演奏会の中止を聞いた和太鼓インストラクターの飛鳥峯英先生から、

「明日、最後のレッスンで演奏会をしよう。無観客でもいい。私も衣装を持っていくから」と、レッスン前日に連絡が入りました。

先生の粋な計らいで、和太鼓演奏会を開催することになりました。

 

演奏後、秋に和太鼓部のリーダーを引き継いだ2年生のU君は、先輩との最後の舞台をやり切った達成感から、感極まっていました。

 

「『演奏会』という枠組みにとらわれない、とてもいい演奏だった。演奏会が行われないのが非常に残念だけれども、逆に一生の思い出として刻むことができるのでないか。」

という最後の先生の言葉に、部員たちは、大きな感動と共に、この1年、卒業生にとっては3年をしっかりと締めくくることができました。

またどこかで、このメンバーで集って演奏ができる日ができる日が来ると嬉しいです。

<当日の演奏のダイジェストはこちら>