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国際バカロレアコース 卒業生インタビュー~Vol.1~

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AIE国際高校は留学機関が母体となっています。開校当初から、既存の教育の中では能力が発揮しづらい生徒のための受け皿となるべく、学校独自のリベラルアーツシリーズのクラスや全人格教育を目指して学生寮を運営するなど、オルタナティブ教育を行ってきました。

そんな中、2017年、国際バカロレア機構から、IBワールドスクール(IB認定校)として認定され、ディプロマ資格を取得できるようになりました。国内外を問わず、大学進学を志す生徒にとって、世界トップレベルの大学から認められているIBプログラムを実施することができることは本校にとって嬉しいことです。

本校IBフルディプロマ第一期生である白岩孝基くんが、2021年のIB世界共通試験に臨み、ディプロマ資格を取得しました。留学を志していた白岩くんの手元には、10以上の海外大学から合格通知が届き、その中の一校にこの夏から進学します。

 

IBの学びは本当にハードでした。AIE国際高校の思い出には苦悩も楽しみもたくさん詰まっています。しかし振り返って思うのは、ここで学んでよかったということ。卒業しましたが、明日もここにいるような気がします。」

 

受験熱が高い地域で生まれ育った彼は、ずっと周りの雰囲気に違和感があり、中学校では勉強には力が入りませんでした。高校の進路選択で優先したのは、海外大学に進学するための準備ができる学校でした。AIE国際高校での学びは、彼の中に眠っていた学習への意欲を引き出し、苦悩と楽しみがたくさん詰まった達成感を与えたようです。

「エンジンがかかる時期は人によって違います。僕は少し遅かっただと思います。」渡米に向けてエネルギーに満ちた笑顔でした。

 白岩くんのインタビューをお届けします。

*本校からはIBコース生(科目履修生)や、IBの資格を取得していない生徒も海外大学へ毎年進学しています。

 

 

 

Q 卒業した、今の率直な気持ちを教えてください。

A AIE国際高校に来てよかったと思っています。この高校に来たのは、見学に来て、学校の雰囲気が良かったのもありましたが、一番の理由は、国際バカロレア(IB)の資格を取るためでした。中学生の時、僕はこのまま普通に全日制高校に行っても合わないと自分でも考えていましたし、周りにも相談していました。薄っすらと、大学は海外留学したいと思っていました。普通に高校に行くことを選ぶと、留学という道が見えづらい環境になると思い、進路について悩んでいた時、親がIBを見つけてくれ、非常に魅力的に見えました。

 

 

Q IBの試験を終え、IBで学んできて良かったと思った時について教えてください。

A たくさんあるのですが、IBの最終試験が終わった時と、海外大学から合格通知が届いた時です。海外大学からの合格通知が続々と届いたときは、IBの勉強と海外の大学に進学して勉強することが直結することを、余計に実感できました。

 

Q 最終試験が終わった時の気持ちは?

A IBの勉強をした2年間は本当にハードでした。クラスを受けていた全員が初めて臨んだ勉強で、僕は何度も何度も無理なんじゃないかと、一時的な気持ちで絶望したときもありました。それでも、ハードなサイクルを続け、なんとか乗り越えることができた、その自分の中で大きな割合を占めていたIBの学習がなくなった虚脱感というか、なくなってしまうんだな、という、空虚な感覚を覚えたことは、今でも鮮明に覚えています。

 

Q これ以上ないハードな体験だったのですね。

A IBを超えるものはないですね。それまでは中学受験が一番勉強した時期でした。でもIBは受験とは性格が違います。受験は、母数がたくさんいて、点数を上げるには周りを蹴落とさないといけないと自分が上がれない。一方、IBは自分との闘いだってことが、一番違うなと思っていました。精神面のコントロールをしないといけなくて、学習内容もそう一筋縄にはいかない。本当にハードでした。

 

Q 文学(ジャパニーズ)は最終試験で満点でしたが、振り返ってどうでしたか?

A 文学では、作品の抜粋ではなく、本を1冊読みます。それまでは本をあまり読みませんでした。IBで学ばなければ、ここまで文学に深く触れることはなかったです。2年間で14冊の本に取り組みましたが、14個の全く別の世界がある、その世界に入り込める面白さがありました。それは、食わず嫌いと一緒で、本を読んでみないと決して味わうことはできないな、と今なら思います。

また、文学クラスの面白い所は、読んだ後で、問題を解くということではなく、色んなクラスメイトとディスカッションをしながら読み深めていくことです。クラスメイトと、本の内容、登場人物の分析、文脈や隠された意図や背景を分析しながら作品を読んでいく、その取り組み自体がすごく面白かったですね。ただ、読んで意味を考えていても、なかなかアイデアが出てこないということもあって、僕は、ある時期ついていけなくなった時もあったんです。そういう時に、クラスメイトがディスカッションでアイデアを出してくれると、新しい発見が見えてきて、そこからインスピレーションが湧いて、また自分で考えを広げることができました。そうすることで、作品の見方や分析の仕方が変わって来る、そういうことが、本当におもしろかったです。これは、一人では決して成し得なかったと思いますし、彼らに助けられたと改めて感じています。

 

Q 勉強が大変でもやり続けられた理由は?

A 海外の大学に行きたいということですね。ハードでしたけど、辞めたいと思ったことは一度もありませんでした。嫌だと投げやりになりそうなことは、人間ですからありましたけど。IBの資格を取りたいという気持ちがしっかりとありましたし、勉強に時間を費やしてきていたため、感情論で片付けられませんでした。

大学の4年間をどこで過ごすか、を考えたときに、色々なバックグラウンドの人と交わって勉強して、新しい知見を得たい、そのためには広い視野で海外の大学に入ること以外考えられませんでした。海外の大学とIBは、僕の中で切っても切り離せなかったんです。だから、辞めるという選択肢はなかったですね。

 

<Vol.2に続く>

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