2019スピーチコンテスト

 本校では、毎年「スピーチコンテスト」を行っています。

 

 基本方針の一つである「多面的にチャレンジする」を日頃から実践してきた生徒たちが、授業、クラブ活動や日常の中で、挑戦したこと、達成したこと、その過程で気づいたことを発表します。もちろん、他の人のスピーチを聞くことが、互いの体験のシェアから学ぶ機会にもなります。本校の生徒は全国各地から集まり、つい2か月ほど前に転校してきた学生もいる、多様な生徒からの多様な生の声を聞く機会となります。

 出場者は、「表現力」「構成力」「誠実性」「説得力」「総合的な印象」の5項目に気をつけて3分間のスピーチを行い、オーディエンス全員が審査をします。

 今年のスピーチのテーマは「○○への勇気、もしくは挑戦」。どの生徒のスピーチも甲乙つけがたい内容でした。

 

スピーチの一部をご紹介します。

・「様々な事への挑戦」当たり前のことばかりしているだけではダメだと気付き、沢山のことを自分から積極的に挑戦するようになった。(1年)

・「理想への挑戦」目標を立てるには、理想が必要だと気付いた。(2年)

・「努力を楽しむ勇気」人と比べて劣等感を感じないように、初めから努力しようとしない自分に気づいた。それを気付かせてくれたのは信頼できる仲間の存在だった。(2年)

・「認識を改める勇気」今まで悩んでいた原因は、自分が理解出来る範囲や持っているものにすがっていたことだと気付いた。(3年)

・「今を生きる勇気」今後の人生を作っていくのは今である、ということを学び、はっとし、逃げられないと思った。(3年)

・「受け入れる勇気」自分でコントロールできることと、コントロールできない、どうしようもないことがあることを学んだ。コントロールできるのは自分の気持ちだと知った。(留学準備コース)

 

 スピーチを聞いたご父兄からは、「生徒が借り物の言葉でなく、自分の言葉で話していることを感じる。」「日頃からしっかりと物事を考えていることがすごい。」「学校の理念を深めながら学んでおり、年々成長していることがよくわかる。」と言った声が挙がっていました。

 生徒同士、日頃からいろいろな生徒と話をするのが本校の一つの特徴です。「人と話すことが苦手だったけれど、自分から話しかけられるようになった」「この学校に来てから本音で話し合える友達ができた」「他人と関わることが苦痛ではなくなった」などの話をよく耳にします。そんな生徒たちでも「同じ学校で過ごしていても、みんな感じていることが違うことに気付いた」「みんなの真剣なスピーチを聞いて、自分ももっとポジティブに頑張っていきたいと思えた」等、色々な感想が出ていました。考えながら行動している時は言葉になっていなくても、振り返った時には力強い言葉が出てくるのだと思います。