「高校を卒業したら、そのまま海外の大学へ進学したい」
漠然とした憧れはあっても、何から手をつければ良いのか、どんな準備が必要なのか、不安や疑問を感じているのではないでしょうか。日本の大学入試とは異なるプロセスに、一人で立ち向かうのは大変だと感じるかもしれません。
しかし、正しい情報を知り、計画的に準備を進め、そして何より自分に合った環境を選ぶことができれば、「高校から海外大学へ」という道は、決して特別なものではありません。むしろ、あなたの未来を大きく切り拓く、素晴らしい可能性に満ちた選択です。
この記事では、高校から海外大学進学という夢を現実にするための具体的なステップと、そのために本当に重要な高校選びのポイントについて、詳しく解説していきます。この記事を読み終える頃には、あなたの進むべき道筋がはっきりと見えているはずです。
「高校から海外大学」を実現させるために知っておくべきこと
まず、高校から海外の大学を目指す上で、どのような準備が必要になるのかを具体的に見ていきましょう。
1. 求められる英語力:単なる「得意」の先へ
海外の大学で学ぶためには、日常会話レベルをはるかに超える、アカデミックな英語力が求められます。現地の学生たちと対等に議論し、専門的な講義を理解し、膨大な量の論文や文献を読みこなす力が必要です。
その英語力を客観的に証明するのが、TOEFL® iBTやIELTS™といった英語能力試験のスコアです。多くの大学が出願の際の基準スコアを設けています。これらの試験でハイスコアを目指すには、高校の早い段階から計画的に学習を進めることが不可欠です。単に英語の授業を受けるだけでなく、英語で考え、表現するトレーニングを日常的に積める環境が理想と言えるでしょう。
2. 学業成績と「あなたらしさ」の証明
海外大学の多くは、出願者の学力だけでなく、個性や人間性、将来性を多角的に評価します。その重要な指標となるのが、以下の要素です。
- 高校の成績(GPA):高校3年間の学業成績は、あなたの学習に対する真摯な姿勢を示す最も基本的な指標です。日々の授業に真剣に取り組み、高い成績を維持することが求められます。
- エッセイ(自己PR文):なぜその大学で学びたいのか、将来何を成し遂げたいのか、自分はどんな人間なのかを、自身の経験に基づいて説得力をもって伝える文章です。あなた自身の言葉で、あなたらしさを表現する力が問われます。
- 課外活動の実績:学業以外に、あなたが何に情熱を注いできたのかも評価の対象となります。部活動、ボランティア、生徒会活動、地域活動など、主体的に取り組んだ経験は、あなたの人間的な魅力を伝える重要な要素です。
これらの準備は一朝一夕にできるものではなく、高校3年間を通じた地道な努力と、自分自身と深く向き合う時間が必要となります。
3. 複雑な出願プロセスを乗り越えるための情報収集とサポート
海外大学の出願プロセスは、国や大学によって大きく異なり、非常に複雑です。願書の準備、推薦状の依頼、各種スコアの送付など、やるべきことは多岐にわたります。
この複雑なプロセスを一人で乗り越えるのは、大変な労力を要します。海外大学進学に関する豊富な知識と経験を持つ指導者やカウンセラーから、適切なアドバイスを受けられるかどうかは、合否を左右する重要なポイントと言っても過言ではありません。
では、その学びをどこで実現するべきか?
ここまで、高校から海外大学を目指すために必要なことを解説してきました。では、これらの準備を万全に行い、夢を実現するためには、どのような環境に身を置くべきなのでしょうか。
私たちAIE国際高校は、海外大学進学という大きな目標を持つ生徒一人ひとりが、その可能性を最大限に発揮できる場所でありたいと考えています。ここで、私たちの教育がどのようにあなたの夢に繋がっていくのか、少しだけご紹介させてください。
理由1:世界基準の「思考力」を育むカリキュラム
海外の大学では、知識の量よりも、その知識を使って何を考え、どう表現するのかという「思考力」が重視されます。本校では、その思考力を根本から鍛えるために、世界標準の大学入学資格として認められている「国際バカロレア(IB)ディプロマプログラム」を導入しています。これは、通信制高校としては日本で唯一、兵庫県内の一条校としても唯一の認定です。
IBの探究型・対話型の授業を通して、「なぜだろう?」と自ら問いを立て、調べ、考えをまとめ、発表するというプロセスを繰り返します。この学びが、海外大学の授業で不可欠となるクリティカルシンキング(批判的思考力)や論理的思考力を、ごく自然に養います。
理由2:3年間で1,600時間。圧倒的な英語環境
海外大学で通用する英語力を身につけるには、質の高いインプットとアウトプットを、圧倒的な量こなす必要があります。本校では、3年間で合計1,600時間という、一般的な高校の2倍以上にあたる英語の授業時間を確保しています。
しかし、ただ時間が長いだけではありません。ネイティブ教員による少人数制の授業では、常に英語でのディスカッションやプレゼンテーションが求められます。間違いを恐れずに自分の意見を発信する経験を重ねることで、生きたアカデミックな英語力が身についていきます。
理由3:一人ひとりの夢に寄り添う、万全のサポート体制
海外大学進学という道は、一人として同じものはありません。だからこそ、私たちは生徒一人ひとりとの対話を何よりも大切にしています。海外進学を専門とするカウンセラーが、あなたの個性や興味、目標を深く理解し、最適な大学選びから複雑な出願書類の作成、エッセイの添削まで、マンツーマンで徹底的にサポートします。この手厚いサポート体制が、多くの卒業生を世界のトップ大学へと導いています。
<主な合格実績>
- トロント大学(カナダ)THE世界大学ランキング(2022年)48位
- イリノイ大学(アメリカ)THE世界大学ランキング(2022年)18位
- カリフォルニア大学デービス校(アメリカ)THE世界大学ランキング(2022年)67位
- ミネソタ大学(アメリカ)THE世界大学ランキング(2022年)86位
- アリゾナ州立大学(アメリカ)THE世界大学ランキング(2022年)132位
- エクセター大学(イギリス)THE世界大学ランキング(2022年)143位
- サセックス大学(イギリス)THE世界大学ランキング(2022年)151位
- ヨーク大学(カナダ)THE世界大学ランキング(2022年)169位
- マンチェスター大学(イギリス)THE世界大学ランキング(2024年)51位
- 早稲田大学
- 慶應義塾大学
- 上智大学
- 立教大学
- 名古屋市立大学
- 関西大学
- 関西学院大学
- 同志社大学
- 立命館大学
「高校から海外大学へ」。その道は、決して平坦ではないかもしれません。しかし、それはあなたの人生を豊かにし、世界を舞台に活躍するための、最高のスタートラインになるはずです。
もし、あなたが本気でその夢を追いかけたいと願うなら、私たちAIE国際高校が、その挑戦を全力でサポートします。
より詳しい情報については、AIE国際高校のホームページをご覧ください。