「集団授業のペースについていけるか不安……」
「勉強の遅れを取り戻したいけれど、一人でレポートを進める自信がない」
「自分の得意な分野を、もっと個別に伸ばしてみたい」
通信制高校への進学を考えたとき、このような悩みを抱えていませんか?
自由な時間が多く、自分のペースで学べるのが通信制高校のメリットですが、その反面、「基本的に自習」というイメージが強く、学習サポートに不安を感じる方は少なくありません。
実は今、通信制高校の中でも「個別指導」や「少人数制サポート」を取り入れる学校が増えています。
「放置されるのではないか」という不安を解消し、生徒一人ひとりの習熟度や性格に合わせたきめ細やかな指導を行うことで、確かな学力と自信を育むことができるからです。
この記事では、通信制高校における「個別指導」の現状やメリット、そして自分に合ったサポート体制を持つ学校を見極めるためのポイントを解説します。記事の後半では、単なる学習指導にとどまらない、私たち独自の「メンター制」や個性を伸ばすアプローチについてもご紹介します。
1. 通信制高校の「個別指導」とは?その種類とメリット
「通信制高校=自宅で一人で勉強」というのは、過去の話になりつつあります。まずは、現在多くの通信制高校で導入されている個別サポートの種類と、そのメリットについて整理しましょう。
① 学習面での個別指導(マンツーマン・少人数)
一般的な全日制高校では、40人の生徒に対して先生が1人、という形式が主流ですが、通信制高校の個別指導スタイルでは以下のような柔軟な対応が可能です。
- 基礎からの学び直し: 中学校の内容に不安がある場合でも、生徒のレベルまで遡ってマンツーマンで指導を受けられます。
- レポート作成の並走: 一人では手が止まりがちなレポート課題も、先生が横について進捗を確認しながら進めることができます。
- 難関大学対策: 逆に、学校の進度以上に早く進みたい場合や、特定の科目を極めたい場合にも、個別のカリキュラムで対応可能です。
② メンタル・生活面での個別サポート
勉強だけでなく、心のケアや生活リズムの改善も重要な「指導」の一部です。
カウンセラー資格を持つスタッフが常駐していたり、担任とは別の相談員がいたりする学校もあります。不登校経験がある生徒や、集団生活に疲れを感じている生徒にとって、こうした「心の個別指導」は大きな安心材料となります。
メリット:置いてきぼりにされない安心感
個別指導の最大のメリットは、「自分のペースが守られる」ことです。
分からないところは何度でも質問でき、周囲と比較して焦る必要もありません。小さな「できた!」を積み重ねることで、失いかけていた学習への自信を取り戻すことができるのです。
2. 「ただの家庭教師」とは違う?学校選びで見るべき視点
しかし、単に「個別指導があります」というだけで学校を選ぶのは早計かもしれません。
「勉強を教えてもらうだけ」なら、塾や家庭教師でも代用可能です。高校という場所で個別指導を受ける意味は、「その先にある進路や人間的成長」にどうつながるか、という点にあります。
- 先生の専門性: アルバイトの学生ではなく、教員免許を持ち、生徒の将来まで見据えてアドバイスできるプロの教員がいるか。
- 社会とのつながり: 1対1の空間だけでなく、徐々に少人数のクラスや行事に参加できるような、社会性を育むステップが用意されているか。
- 進路指導の実績: 個別の学力アップが、具体的な大学合格や夢の実現に結びついているか。
これらを見極めることが、後悔しない学校選びのポイントです。
3. AIE国際高等学校が実践する「個を見る」教育
ここからは、私たちAIE国際高等学校がどのような方針で生徒一人ひとりと向き合っているかをご紹介します。
私たちは「個別指導」という枠組みを超え、生徒の個性を深く理解し、伴走する「メンター(助言者・理解者)」としての関わりを大切にしています。
① 担任制によるきめ細やかなコーチング
私たちは、生徒一人ひとりに担当の教員(メンター)がつきます。
単に学習の進捗を管理するだけでなく、「今、何に悩んでいるのか」「将来どうなりたいのか」を対話を通じて引き出します。
学習計画は生徒と一緒にオーダーメイドで作成。無理のない範囲からスタートし、徐々に目標を高くしていく「スモールステップ」のアプローチで、自己肯定感を高めます。
② 習熟度別クラスと少人数教育
「英語は得意だけど、数学は苦手」といった凸凹は誰にでもあります。
そのため、特に英語などの主要科目では「習熟度別クラス」を導入しています。
一斉授業のような形式ではなく、少人数で、それぞれのレベルに合った指導を行います。クラスの人数が少ないため、実質的には個別指導に近い距離感で先生に質問ができ、かつ「仲間と一緒に学ぶ」という適度な刺激も得られます。
③ 「寮」という選択肢と生活サポート
自宅からの通学やオンライン学習に加え、本校では希望者が入寮できる「レジデンスコース(学生寮)」を用意しています。
これは全寮制ではなく、あくまで選択肢の一つです。また、寮内は基本的に日本語で生活するため、いきなり英語漬けになるイマージョン教育ではありません。
親元を離れ、教員や寮監が見守る安心できる環境の中で、規則正しい生活習慣を身につける。これもまた、一つの「生活における個別指導」の形だと私たちは考えています。
④ 世界基準の探究学習(国際バカロレア)
私たちは国際バカロレア(IB)のディプロマ・プログラム(DP)認定校です。
「正解を教わる」だけの受動的な学習ではなく、「なぜ?」を問いかけ、自ら考えを深める探究的な学びを重視しています。
先生は「教える人」である以上に、「考えるためのサポーター」として、生徒の思考を個別にサポートします。
4. 手厚いサポートが生み出す、確かな進路実績
「個別指導や通信制高校からの大学進学は難しいのでは?」
そう思われるかもしれませんが、生徒の特性に合わせた適切なサポートがあれば、難関大学への合格は十分に可能です。
AIE国際高等学校の卒業生たちは、自分のペースで力を蓄え、国内外の大学へ羽ばたいています。以下は、その実績の一部です。
<合格実績>
【海外大学】
- トロント大学(カナダ)THE世界大学ランキング(2022年)48位
- マンチェスター大学(イギリス)THE世界大学ランキング(2024年)51位
- カリフォルニア大学デービス校(アメリカ)THE世界大学ランキング(2022年)67位
- ミネソタ大学(アメリカ)THE世界大学ランキング(2022年)86位
- アリゾナ州立大学(アメリカ)THE世界大学ランキング(2022年)132位
- エクセター大学(イギリス)THE世界大学ランキング(2022年)143位
- サセックス大学(イギリス)THE世界大学ランキング(2022年)151位
- ヨーク大学(カナダ)THE世界大学ランキング(2022年)169位
- イリノイ大学(アメリカ)THE世界大学ランキング(2022年)18位
【国内大学】
- 慶應義塾大学
- 早稲田大学
- 上智大学
- 立教大学
- 同志社大学
- 関西学院大学
- 立命館大学
- 関西大学
- 名古屋市立大学
5. あなたに合ったペースで、確かな未来をつかむ
「個別指導」というキーワードで学校を探しているあなたは、きっと「今の自分を変えたい」「しっかりと学びたい」という前向きな気持ちをお持ちなのだと思います。
通信制高校には、集団の中では埋もれてしまいがちな「個」の力を伸ばすチャンスがあります。
大切なのは、あなたが安心して弱みを見せられ、そして強みを伸ばしてくれる「先生(メンター)」がいるかどうかです。
AIE国際高等学校は、生徒一人ひとりの物語に寄り添い、卒業のその先にある未来まで一緒に考える学校でありたいと願っています。
「どんな先生がいるのかな?」
「自分でもやっていけるかな?」
少しでも気になった方は、ぜひ一度ホームページを覗いてみてください。
私たちと一緒に、あなただけの学びのスタイルを見つけましょう。
AIE国際高等学校 公式サイトはこちら