「滋賀県内で、自分に合った通信制高校が見つからない」
「大津や草津のキャンパスも見たけれど、なんとなくしっくりこない……」
「京都や大阪まで出るのは通学が大変そうだし、人混みも苦手」
滋賀県にお住まいで、通信制高校への進学や転入を検討されているあなた。
県内の選択肢は限られており、かといって京都や大阪の都市部へ毎日通うのは、体力面でも精神面でもハードルが高いと感じていませんか?
「環境を変えてリスタートしたいけれど、遠く離れすぎるのも不安」
そんな悩みを抱える滋賀のご家庭で、今、「週末は実家に帰れる距離での寮生活」という選択が注目されています。
無理に毎日通学するのではなく、平日は落ち着いた環境で仲間と学び、週末は滋賀の実家でリラックスする。
このメリハリのある生活スタイルが、心身の安定と、将来に向けた自立心を大きく育てます。
この記事では、滋賀県の通信制高校事情と、県外の学校を選ぶメリットについて解説します。そして、滋賀県からも多くの生徒が入学している、兵庫県淡路島のユニークな学校(AIE国際高等学校)での生活についてご紹介します。
1. 滋賀の通信制高校事情:通学圏の悩みと限界
まずは、滋賀県にお住まいの方が直面しやすい学校選びの課題を整理してみましょう。
① 県内の選択肢は「主要駅」に集中
滋賀県内の通信制高校(キャンパスやサポート校)は、大津、草津、彦根などの主要駅周辺に集中しています。
- メリット: 交通の便が良い。
- デメリット: 選択肢の数自体は多くない。「駅前のビル」という環境が多く、広々としたキャンパスライフを望む場合には物足りなさがある。また、地元の知り合いに会う可能性が高く、人間関係をリセットしにくい。
② 京都・大阪への通学は「負担」が大きい
滋賀県(特に南部)からは、JRを使えば京都や大阪へのアクセスは良好です。そのため、京都駅周辺などの学校も候補に入ります。
しかし、毎日の通学となると話は別です。
- 満員電車のストレス: 朝夕のラッシュ時の移動は、体調に不安がある生徒にとって大きな負担になります。
- 都会の喧騒: 琵琶湖や豊かな自然に囲まれて育った生徒にとって、ビルの密集する都会のキャンパスは息苦しく感じることがあります。
「通いやすさ」を求めて無理をしてしまい、結局通えなくなってしまうケースも少なくありません。
2. 滋賀から選ぶ「寮生活(レジデンス)」という第三の選択
そこで提案したいのが、通学圏にこだわらず、少し足を延ばして「寮のある学校」を選ぶことです。
「高校生で親元を離れるなんて早くない?」と思われるかもしれませんが、通信制高校の寮生活には、全寮制のような厳しさとは違う、現代の子供たちに合ったメリットがあります。
- 自立心の芽生え: 掃除、洗濯、時間管理。親に頼らず生活することで、「自分のことは自分でする」という自信がつきます。
- スマホ依存からの脱却: 一人の部屋でゲームばかりする生活から、仲間と語り合う生活へ。自然と生活リズムが整います。
- 適度な距離感: 「ずっと一緒」だとぶつかってしまう親子関係も、物理的に離れることでお互いの大切さに気づき、良好になることが多いです。
3. 滋賀から週末帰宅も可能。AIE国際高等学校の「島暮らし」
ここで、兵庫県淡路市に本校を構えるAIE国際高等学校をご紹介します。
「淡路島」と聞くと遠く感じるかもしれませんが、滋賀県からのアクセスは意外と便利で、多くの生徒が在籍しています。
都会でも田舎すぎることもない、絶妙な距離感にある本校の魅力をお伝えします。
① 「平日は淡路島、週末は滋賀」のハイブリッド生活
本校には、希望者が入寮できる「レジデンスコース(学生寮)」があります。
滋賀県からの生徒の多くはこのコースを選んでいますが、彼らの多くは「完全に地元を離れる」わけではありません。
三宮まで高速バスで出れば、そこからJR新快速などで滋賀(大津・草津・米原方面)へスムーズに帰ることができます。
「平日は寮で勉強と共同生活に集中し、週末は実家で家族と過ごす」
この切り替えができる距離感が、ホームシックを防ぎ、安定した高校生活を支えます。
② 安心の日本語環境と、温かい共同生活
「寮生活」と「国際高校」という言葉から、「英語漬けの厳しい生活」を想像されるかもしれませんが、そうではありません。
寮内は基本的に日本語で生活します(イマージョン教育ではありません)。
寮監やスタッフが常駐しており、生活のサポートや悩み相談にも乗ります。親元を離れて頑張る仲間同士、励まし合いながら成長できる温かいコミュニティです。
③ 世界基準の「探究学習」で思考力を磨く
環境を変えるだけでなく、学びの質も重要です。
私たちは、世界的な教育プログラムである国際バカロレア(IB)のディプロマ・プログラム(DP)認定校です。
滋賀や京都の進学校のような詰め込み型ではなく、「なぜ?」を問いかけ、対話を通じて深く考える授業を行います。
ビルの中の狭い教室では味わえない、海と緑に囲まれた開放的なキャンパスでの学びは、知的好奇心を大いに刺激します。
④ 英語が苦手でも大丈夫。習熟度別クラス
「英語は苦手だけど、将来のために話せるようになりたい」
そんな生徒も大歓迎です。ネイティブ講師と日本人講師が連携し、生徒一人ひとりのレベル(習熟度)に合わせたクラスで指導します。
生活の中で自然と海外の文化に触れる機会もあり、無理なく国際感覚を養えます。
4. 滋賀から世界へ。確かな進路実績
「寮生活で勉強はおろそかにならない?」
ご安心ください。AIE国際高等学校で学んだ生徒たちは、自立した生活の中で学習習慣を身につけ、世界の名門大学や、関西圏を含む国内の難関大学へと進学しています。
<合格実績>
【海外大学】
- トロント大学(カナダ)THE世界大学ランキング(2022年)48位
- マンチェスター大学(イギリス)THE世界大学ランキング(2024年)51位
- カリフォルニア大学デービス校(アメリカ)THE世界大学ランキング(2022年)67位
- ミネソタ大学(アメリカ)THE世界大学ランキング(2022年)86位
- アリゾナ州立大学(アメリカ)THE世界大学ランキング(2022年)132位
- エクセター大学(イギリス)THE世界大学ランキング(2022年)143位
- サセックス大学(イギリス)THE世界大学ランキング(2022年)151位
- ヨーク大学(カナダ)THE世界大学ランキング(2022年)169位
- イリノイ大学(アメリカ)THE世界大学ランキング(2022年)18位
【国内大学】
- 同志社大学
- 立命館大学
- 慶應義塾大学
- 早稲田大学
- 国際基督教大学(ICU)
- 上智大学
- 立教大学
- 関西大学
- 関西学院大学
- 名古屋市立大学
滋賀からも通いやすい京都の同志社大学や立命館大学への合格実績も豊富です。
5. 琵琶湖を離れて、海を見る生活へ
滋賀県内での学校選びに行き詰まっているなら、思い切って「場所」を変えてみませんか?
同じ水辺でも、琵琶湖とは違う、広大な海が広がる淡路島での生活は、あなたの価値観を大きく広げてくれるはずです。
「寮のご飯はおいしい?」
「滋賀から来ている先輩はどうやって帰省しているの?」
具体的な生活の様子が気になったら、ぜひ一度、学校見学会やオープンキャンパスにお越しください。
あなたにとっての「理想の学校」が、ここにあるかもしれません。
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