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2025.09.15

通信制高校への転校手続き、完全ガイド!失敗しないための「正しい順序」と単位の仕組みを徹底解説

「今の高校に通い続けるのが辛い。環境を変えたい」

「転校したいけれど、先生にどう切り出せばいいか分からない」

「手続きの順序を間違えて、留年してしまったらどうしよう……」

現在、全日制高校などに在籍していて、通信制高校への「転校(転入学)」を考えているあなた。

人間関係や成績、体調不良など、転校を考える理由は様々だと思いますが、いざ行動に移そうとしたとき、最も不安なのが「手続きの複雑さ」ではないでしょうか。

特に注意が必要なのが、「今の学校へ伝えるタイミング」と「書類の準備」です。

これらを自己判断で進めてしまい、先に「退学届」を出してしまうと、引き継げるはずの在籍期間が途切れ、卒業時期が遅れてしまうリスクがあります。

しかし、安心してください。

通信制高校への転校手続きは、「正しい順序」さえ守れば、決して難しいものではありません。

この記事では、転校を検討しているあなたが絶対に知っておくべき手続きのフロー、必要書類、そして先生への切り出し方について、ステップバイステップで解説します。

そして記事の後半では、複雑な手続きやカリキュラム作成をプロがサポートし、転校を「単なる移動」ではなく「未来へのステップアップ」に変える、私たちAIE国際高等学校のアプローチについてもご紹介します。

1. 命取りになるミスを防ぐ!「転入学」と「編入学」の違い

手続きの解説に入る前に、これだけは絶対に覚えておいてほしい「鉄則」があります。

それは、「次の行き先が決まる前に、今の高校を辞めてしまわない(退学届を受理させない)」ということです。

手続きには大きく分けて2つの種類があり、どちらになるかで卒業時期が大きく変わります。

① 転入学(転校)= 卒業時期が遅れない!

現在、高校に在籍している状態で、籍を途切れさせることなく別の高校へ移ることです。

  • メリット: 高校生としての在籍期間が継続するため、同級生と同じ時期(3年間)での卒業が可能です。
  • 条件: 在籍校と転校先の間で書類のやり取りを行い、空白期間を作らないように手続きします。

② 編入学(再入学)= 卒業が遅れるリスクあり

一度高校を中退(退学)してしまい、その後に別の高校へ入り直すことです。

  • デメリット: 退学してから次の学校に入るまでの「空白期間」は、在籍期間としてカウントされません。この期間が長引くと、同級生より卒業が半年〜1年遅れてしまう可能性があります。

【結論】

「もう学校に行きたくないから」といって、先に退学届を出して籍を抜いてはいけません。

あくまで「在籍したまま」転校活動を進めること。これが最も損をしない「転入学」のルートです。

2. 失敗しない「転校手続き」5つのステップ

では、具体的にどのような流れで進めればよいのでしょうか。

「いつ先生に言えばいいの?」という疑問にお答えしつつ、正しいフローを5つのステップで解説します。

STEP 1:学校選びと個別相談(資料請求・見学)

まずは、自分が通いたいと思える通信制高校を探します。

気になる学校の資料を取り寄せたり、学校説明会(オープンキャンパス)や個別相談に参加したりしましょう。

  • 重要: 個別相談では、「今の高校の単位状況」を伝え、「いつ転校すればスムーズか」を相談してください。ここで「出願にはどんな書類が必要か」を確認しておきます。

STEP 2:今の高校の先生に相談・書類作成依頼

行きたい学校(出願先)が決まったら、今の高校の担任の先生に「転校したい」という意思を伝えます。

なぜなら、出願には今の高校が発行する以下の書類が必要になるからです。

  • 在籍証明書: 「いつから在籍しているか」を証明するもの。
  • 単位修得証明書・成績証明書: 「どの科目の単位を取ったか」を証明するもの。
  • 教育課程の表・転学照会書: 学校間でやり取りする書類。

先生には「〇〇高校への転校を考えているので、出願書類の作成をお願いします」と伝えましょう。発行には1週間〜2週間かかる場合があるため、早めの依頼が大切です。

STEP 3:出願と入試(転入試験)

書類が揃ったら、転校先の通信制高校へ願書を提出(出願)し、入試を受けます。

通信制高校の転入試験は、学力テストよりも「面接」や「作文」を重視する傾向があります。「なぜこの学校に入りたいか」「これからどう学習を進めたいか」という意欲が見られます。

STEP 4:合格決定・転校手続き

無事に合格通知を受け取ったら、転校手続きの仕上げです。

  • 転校先: 入学金や授業料の納入手続きを行います。
  • 今の高校: 「転学届(退学届)」などを提出し、籍を抜く日を確定させます。

※ポイント: 「今の高校を辞める日(転出日)」と「新しい高校に入る日(転入日)」を連続させます(例:3月31日で転出、4月1日で転入)。ここがズレないよう、両校の先生と調整します。

STEP 5:履修登録・新生活スタート

手続きが完了すれば、晴れて転入学となります。

これまでの単位を引き継ぎ、卒業に必要な残りの単位を取るための「履修登録(科目選び)」を行い、新しい高校生活が始まります。

3. 手続きに関する「よくある質問」

転校手続きについて、多くの生徒や保護者が不安に感じるポイントをまとめました。

Q. 今の高校の先生に言うのが気まずいです……

非常に多い悩みです。しかし、書類作成のために避けては通れない道です。

無理に「学校への不満」を言う必要はありません。「自分のペースで勉強できる環境で、大学進学を目指したい」「環境を変えて新しいことに挑戦したい」と、前向きな理由を伝えると、先生も応援してくれやすく、手続きもスムーズに進みます。

Q. 転校できる時期(タイミング)は決まっている?

多くの通信制高校では、随時(毎月など)転入生を受け入れています。

全日制高校のように「4月」や「9月」を待つ必要はありません。「今の環境が辛い」と思ったその時が、動くべきタイミングです。

ただし、単位認定の都合上、学年末ギリギリなどは調整が必要な場合があるため、早めの相談がおすすめです。

Q. 今の高校の単位はどうなる?

前の高校で修得(確定)した単位は、基本的にすべて引き継げます。

また、今の学年の途中で転校する場合でも、通信制高校のシステムで学習を継続することで、その学年の単位を落とさずに済むケースが多いです。「1年生からやり直し」にはなりませんので安心してください。

4. 面倒な調整も安心。AIE国際高等学校の「伴走サポート」

手続きの流れは理解できても、実際に先生に書類を頼んだり、日程を調整したりするのは不安なものです。

私たちAIE国際高等学校は、転入生の受け入れ実績が非常に豊富です。

手続きのサポートはもちろん、転校後の「学び」の質を高めるために、私たちが実践していることをご紹介します。

① 「いつ何をすればいいか」を具体的アドバイス

「今の高校の先生に、どう伝えればいい?」

「書類の依頼はいつまでにすればいい?」

本校の個別相談では、あなたの状況に合わせて具体的なスケジュールをアドバイスします。

転校手続きは学校間の連携が重要です。私たちが間に入り、今の高校の先生と必要な書類の確認を行うことも可能ですので、安心してお任せください。

② プロが作成する「卒業までのロードマップ」

無事に転校できたとしても、「あと何単位取れば卒業できるの?」という不安は残ります。

本校では、生徒一人ひとりに担任(メンター)がつき、前の高校での学習状況を細かく分析します。

  • 最短での卒業プラン
  • 志望大学に合わせたカリキュラム

これらをオーダーメイドで作成し、「いつ卒業できるか」を明確にします。あなたは、目の前の学習に集中するだけで大丈夫です。

③ 手続きだけで終わらない。「環境」を変える選択肢

転校手続きは、あくまでスタートラインです。大切なのは、その後の環境です。

本校では、自宅から学ぶ「オンライン」、通学スタイルに加え、希望者が入寮できる「レジデンススタイル(学生寮)」を用意しています。

「手続きを機に、住む場所も変えて心機一転したい」

そんな生徒たちが、親元を離れ、淡路島の豊かな自然の中で生活しています(寮内は日本語環境で、スタッフが常駐しているので安心です)。

環境をガラッと変えることで、手続きの疲れや前の学校での嫌な思い出をリセットしやすくなります。

④ 転校から「世界基準」の学びへ

「転校=ドロップアウト」ではありません。

私たちは国際バカロレア(IB)のディプロマ・プログラム(DP)認定校です。

転入学生であっても、意欲があればこの世界的なプログラムに挑戦できます。

また、英語教育は習熟度別(レベル別)クラスで行うため、英語が苦手な状態からでも、卒業時には海外大学を目指せるレベルまで引き上げます。

「勇気を出して手続きをしてよかった。前の学校よりも面白い授業に出会えた」

そう言ってもらえる自信が、私たちにはあります。

5. 転校手続きの先にある、輝く未来

「手続きが面倒だから、もう少し我慢しようかな……」

そう思って判断を先延ばしにしていると、心身の不調が悪化したり、欠席日数が超過して本当に留年が決まってしまったりするリスクがあります。

適切なタイミングで相談し、手続きを行えば、転校は決して「挫折」ではなく、未来への「戦略的な選択」になります。

実際に、本校へ転入した生徒たちは、新しい環境で力をつけ、国内外の難関大学へと進学しています。

<合格実績>

【海外大学】

  • トロント大学(カナダ)THE世界大学ランキング(2022年)48位
  • マンチェスター大学(イギリス)THE世界大学ランキング(2024年)51位
  • カリフォルニア大学デービス校(アメリカ)THE世界大学ランキング(2022年)67位
  • ミネソタ大学(アメリカ)THE世界大学ランキング(2022年)86位
  • アリゾナ州立大学(アメリカ)THE世界大学ランキング(2022年)132位
  • エクセター大学(イギリス)THE世界大学ランキング(2022年)143位
  • サセックス大学(イギリス)THE世界大学ランキング(2022年)151位
  • ヨーク大学(カナダ)THE世界大学ランキング(2022年)169位
  • イリノイ大学(アメリカ)THE世界大学ランキング(2022年)18位

【国内大学】

  • 慶應義塾大学
  • 早稲田大学
  • 国際基督教大学(ICU)
  • 上智大学
  • 立教大学
  • 名古屋市立大学
  • 関西大学
  • 関西学院大学
  • 同志社大学
  • 立命館大学

6. 一人で悩まず、まずは「相談」から

転校手続きは、書類上の作業に見えますが、実は「あなたの人生の軌道修正」を行う大切なプロセスです。

だからこそ、ネットの情報だけで判断せず、プロに相談してください。

「今の高校に言い出しにくい」

「書類のことがよく分からない」

そんな不安も含めて、まずはAIE国際高等学校の個別相談会でお聞かせください。

あなたがスムーズに新しい一歩を踏み出せるよう、私たちが全力でサポートします。

AIE国際高等学校 公式サイトはこちら

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