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2025.07.15

IBディプロマが取得できる高校の選び方|7つの比較ポイントと自分に合う学校を見つける方法

「IB(国際バカロレア)ディプロマ」という、世界への扉を開く魅力的なプログラムに興味を持ち、いよいよ具体的にどの高校で学ぶかを検討されている段階ではないでしょうか。グローバルな大学進学やその先の未来を見据え、IBディプロマを取得できる高校への進学は、非常に価値のある選択肢です。

しかし、国内にもIB認定校は年々増えてきており、学校ごとに教育方針、指導言語、環境は様々です。「何を基準に選べば良いのだろう?」「自分の子どもに本当に合っているのはどんな高校だろう?」と、迷いや不安を感じることも多いかもしれません。

高校選びは、IBディプロマへの挑戦が成功するかどうかを左右する、極めて重要なステップです。

この記事では、そんなあなたの高校選びの悩みに寄り添い、後悔しないために確認すべき7つの具体的な比較ポイントを詳しく解説します。そして、それらのポイントを踏まえ、自分にとって最高の学習環境を見つけるためのヒントを提供します。

この記事を通して、数ある選択肢の中から、あなたにとって最高の学びの場を見つけるお手伝いができれば幸いです。

IBディプロマの高校選びを始める前に:基本の確認

まず、IBディプロマは、国際バカロレア機構(IBO)から正式に認定された「IB認定校」でしか取得できません。国内には、学校教育法第一条に定められた「一条校」と、主に外国籍の生徒を対象とする「インターナショナルスクール」など、様々な形態の認定校が存在します。

高校選びを始めるにあたり、候補となる学校がIB認定校であることはもちろん、どのような学校種別で、どのような特色を持っているのかを把握することが第一歩となります。

後悔しない!IBディプロマ高校選び 7つの比較ポイント

では、具体的にどのような視点で高校を比較検討すればよいのでしょうか。ここでは、特に重要となる7つのポイントをご紹介します。

ポイント1:指導言語(英語DP vs デュアルランゲージDP)

IBディプロマは、指導言語によって大きく2つに分けられます。一つは、すべての授業を英語で行う「英語DP」。もう一つは、英語と日本語など、二言語で授業を行う「デュアルランゲージDP」です。

「国際的な資格だから英語で学ぶべき」と考えがちですが、必ずしもそうとは限りません。複雑な概念の探究や論理的な思考は、母語である日本語の方が深く行える場合も多くあります。ご自身の英語力はもちろん、「どのような言語環境で最も思考力を発揮できるか」という視点で選ぶことが重要です。

ポイント2:教育方針と校風

すべてのIB認定校はIBの理念に基づいた教育を行っていますが、その理念をどのように解釈し、日々の教育活動に落とし込んでいるかは学校ごとに異なります。生徒の自主性を重んじる自由な校風か、規律や学習習慣を重視する校風か。学校説明会やオープンスクールに参加し、先生方や在校生の雰囲気から、自分に合うかどうかを肌で感じることが大切です。

ポイント3:教員の質とサポート体制

IBディプロマの探究的な学びは、生徒を導く教員の質に大きく左右されます。IBOの研修を受けた経験豊富な教員がどれだけいるか、生徒と教員の距離は近いか、といった点は重要な指標です。特に、課題論文(EE)やTOKなど、個別指導が不可欠な科目でのサポート体制や、進路相談、メンタルケアに関するカウンセリング体制が充実しているかどうかも確認しましょう。

ポイント4:選択できる科目群

IBディプロマでは、6つの教科グループから科目を選択しますが、学校によって開設されている科目は異なります。特に、「芸術」グループの科目(音楽、美術など)や、「理科」「個人と社会」グループのマイナーな科目は、すべての学校で履修できるわけではありません。自分が学びたい分野の科目が選択できるかどうか、事前に必ず確認しましょう。

ポイント5:卒業生の進路実績

卒業生がどのような大学・学部に進学しているかは、その高校の教育の成果を示す一つの指標です。海外大学への進学者が多いのか、国内の難関大学への進学者もいるのか。また、IBスコアを利用した入試での合格実績はどうか。単に大学名を見るだけでなく、卒業生がIBで得た力をどのように活かして進路を切り拓いているのかに注目してみましょう。

ポイント6:寮の有無と生活環境

自宅から通える範囲に理想のIB認定校がない場合、学生寮を持つ高校が有力な選択肢となります。寮生活は、自律性を育み、全国から集まる仲間と深く交流できるという大きなメリットがあります。寮の設備やルール、雰囲気、通学の生徒との交流の機会なども、快適な高校生活を送る上で重要なポイントです。

ポイント7:学費と諸経費

IBプログラムは、専門性の高い教員の確保や教材の準備のため、一般的な高校に比べて学費が高くなる傾向があります。授業料の他に、IB登録料、試験料、教材費、CAS活動や海外研修の費用などが別途必要になる場合もあります。3年間で必要となる総額の目安を把握し、家庭の経済状況と照らし合わせて検討することが不可欠です。

AIE国際高校という選択肢:7つのポイントで見る私たちの教育

これらのポイントを踏まえた上で、具体的な高校の姿をイメージすることは、学校選びにおいて非常に重要です。ここからは、これまでご紹介した視点に基づき、私たちAIE国際高校がどのような教育環境を提供しているのか、一つの選択肢として具体的にお話しします。

1. 指導言語:「デュアルランゲージ」で思考の壁を越える

AIE国際高校は、日本語4科目・英語2科目で学ぶ「デュアルランゲージDP」を採用しています。これは、思考の土台である日本語で深く考える力を大切にしているからです。思考が言語の壁に妨げられることなく、IBの本質である「探究」に没頭できる環境を提供します。

2. 教育方針:「なぜ?」を尊重する探究中心の学び

私たちは、生徒一人ひとりが持つ知的好奇心や「なぜ?」という素朴な疑問を、学びの出発点として最も尊重します。教員が一方的に教えるのではなく、生徒との対話を通して共に考える、探究中心の授業を実践しています。

3. サポート体制:教員との距離が近い、一人ひとりに寄り添う指導

少人数制教育を徹底しているため、教員と生徒の距離が非常に近いのが本校の特色です。日々の学習相談はもちろん、学習計画のサポートも行います。一人で悩ませない、手厚いサポート体制が自慢です。

4. 選択科目:多様な興味に応える科目群

本校では、生徒の多様な興味関心に応えるため、幅広い選択科目を開設しています。あなたの「学びたい」という気持ちを最大限に活かせるカリキュラムを用意しています。(※詳細は本校ウェブサイトをご覧ください)

5. 生活環境:全国から仲間が集う学生寮

遠方にお住まいの方のために、安全で快適な学生寮を完備しています。全国から集まった志の高い仲間たちと切磋琢磨する日々は、学力だけでなく人間性も大きく成長させてくれます。もちろん、自宅からの通学も可能です。

まとめ:最高の環境で、最高の挑戦を

IBディプロマの高校選びは、単に進学先を決めるだけでなく、これからの人生における「学びの姿勢」そのものを決定づける重要な選択です。ウェブサイトやパンフレットの情報だけでなく、ぜひ実際に学校を訪れ、その空気に触れてみてください。

もし、AIE国際高校の「日本語での探究」を大切にする教育に少しでも興味をお持ちいただけましたら、ぜひ一度、私たちの学校についてより深く知っていただければ幸いです。

あなたの挑戦に最適な場所が見つかることを、心から願っています。

▶︎ AIE国際高校の「IBDPコース」について詳しくはこちら

AIE国際高校の教育について、さらに詳しく知りたい方は、ぜひ公式ホームページをご覧ください。

AIE国際高等学校

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