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2025.05.09

国際バカロレア認定校を愛知でお探しの方へ:県外の「寮」で学ぶ、自立と飛躍の2年間

「ものづくり王国・愛知で、世界を切り拓く『思考力』を子どもに授けたい」

「英語ができるだけでなく、正解のない問いに挑み続ける『探究心』を育てたい」

「国際バカロレア認定校 愛知」というキーワードで検索をされたあなたは、お子様の将来について高い視座を持ち、偏差値競争だけではない、本質的な学びの場を真剣に探されていることと思います。

愛知県は、名古屋市を中心に教育熱心なご家庭が多く、公立・私立ともに質の高い学校が揃っています。近年では国際バカロレア(IB)認定校も増え、選択肢は広がりつつあります。

しかし、選択肢があるからこそ、「どの学校が我が子にとってベストなのか」という悩みは深くなりがちです。特に、世界的に難易度が高いとされるIBディプロマ・プログラム(IBDP)に挑戦する場合、単に「通学圏内にあるから」という理由だけで選んでしまうと、入学後に学習スタイルや生活リズムのミスマッチに苦しむケースも少なくありません。

「進学校特有の競争ではなく、もっと自分らしく学べる場所はないか」

「英語での授業についていけるか不安だが、IBの探究学習には挑戦させたい」

もし、そのような迷いを少しでもお持ちであれば、一度、愛知県という枠を外して視野を広げてみることをお勧めします。

それは、「あえて親元を離れ、寮生活で学ぶ」という選択です。

この記事では、IB教育を成功させるための環境選びのポイントを整理しつつ、愛知から離れた関西・淡路島にある学校が、なぜ教育にこだわりを持つご家庭から選ばれているのか、その理由についてお話しします。

1. 愛知でIB校を選ぶ際の「3つの視点」と「迷い」

国際バカロレア認定校を探す際、カリキュラムの質はもちろんですが、それを支える「生活環境」と「言語方針」が非常に重要になります。愛知エリアで学校選びをする際に、意識しておきたいポイントを整理します。

① 「英語運用能力」と「思考の深さ」のバランス

IBDPには、すべての科目を英語で学ぶ「英語ディプロマ」と、一部を日本語で学ぶ「日本語ディプロマ(デュアルランゲージ)」があります。

愛知県内のIB校の中には、英語環境を重視する学校もあります。「将来は海外だから英語漬けが良い」と考えがちですが、抽象度の高い概念や複雑な論理を学ぶ高校生の時期に、第二言語である英語「だけ」で学ぶことは、時に思考の深さを犠牲にするリスクも伴います。

「英語『を』学ぶ」のではなく、「英語『で』高度な思考ができる」ようになるためには、まずは母語である日本語での論理的思考力が土台として不可欠です。

② 「通学」による消耗と学習時間の確保

IBDPの学習量は膨大です。日々の予習復習、レポート作成、論文執筆に加え、創造性・活動・奉仕(CAS)といった課外活動も必須です。

愛知県内での通学は便利ですが、部活動や塾、長時間の通学が重なると、生徒は「こなすこと」に精一杯になってしまいがちです。「学習に没頭できる時間」と「心身を休めるリラックスした時間」のメリハリをどう確保するか。これは、IBを2年間やり抜くための生命線と言えます。

③ 親元を離れる「自立」の好機

愛知県という住み慣れた土地を離れることは、親子ともに勇気がいる決断です。しかし、IBが目指す「自律した学習者」になるためには、親の手を離れ、自分の生活を自分で管理する経験が非常に有効です。

高校生の段階で寮生活を経験することは、大学進学や海外留学への予行演習となり、精神的なタフさを育てます。

2. 愛知から淡路島へ。AIE国際高等学校で過ごす濃密な時間

愛知(名古屋)から新幹線で新神戸へ、そこからバスで淡路島へ。所要時間は約2時間半〜3時間。

兵庫県淡路島にあるAIE国際高等学校には、実は東海エリアからも生徒が集まっています。

当校は広域通信制高校でありながら、国際バカロレア認定校としてIBDPコースを設置しています。「通信制」という枠組みですが、IBDPコースに関しては、オンラインや通信のみでの資格取得はできません。「対面授業」と「協働的な学び」を重視しているため、通学または学生寮への入寮が必須となります。

なぜ、愛知のご家庭が、あえて淡路島のAIEを選ぶのか。その理由は、独自の教育環境と、寮生活がもたらす成長にあります。

理由① 「寮生活」だからこそ叶う、学習への没頭

愛知から毎日通学することはできませんので、「学生寮(レジデンス)」での生活となります。

この「距離」こそが、最大の教育効果を生みます。

AIE国際高等学校のキャンパスは、豊かな自然に囲まれた静かな環境にあります。都市部の喧騒やスマートフォンの誘惑から物理的に距離を置き、自分の内面と向き合い、学問に没頭する。いわば「デジタルデトックス」に近い状態で、知的好奇心を深めることができます。

また、当校の寮は「基本的に日本語環境」です(英語漬けのイマージョンではありません)。

これには明確な意図があります。日中の授業で英語や難解な課題に取り組み、脳をフル活用させた後は、寮で母語を使ってリラックスし、仲間と本音で語り合う。この「オンとオフ」の切り替えが、精神的な安定をもたらし、ハードなIBを完走する力となります。

愛知を離れ、同じ目標を持つ仲間と支え合う寮生活は、一生の絆を育みます。

理由② 日本語で深く考え、英語で発信する「デュアルランゲージ」

AIE国際高等学校では、IBDPを「日本語ディプロマ(デュアルランゲージ)」で実施しています。具体的には、6つの教科グループのうち、4科目を日本語で、2科目を英語で履修します。

  • 日本語で学ぶ(4科目): 文学、歴史、数学、理科などの科目は日本語で行います。日本人としてのアイデンティティや教養、そして論理的思考の核となる部分を、母語で徹底的に鍛えます。
  • 英語で学ぶ(2科目): 英語B(外国語としての英語)や芸術などの科目を通じて、アカデミックな英語運用能力を実践的に磨きます。

「いきなりオールイングリッシュは不安」「日本人としての教養もしっかり身につけたい」と考えるご家庭にとって、このバランスは非常に重要であり、無理なく確実に世界レベルの学力をつけるための最適解といえます。

理由③ 小規模校ならではの、手厚いメンターシップ

愛知の大規模校では得にくい、小規模校ならではの「近さ」が当校にはあります。

教員が生徒一人ひとりの性格や夢を深く理解し、学習面だけでなく、寮生活での悩みや進路への不安にも寄り添います。

その結果、卒業生たちは国内外の難関大学へと羽ばたいています。

以下は、当校の卒業生がこれまでに勝ち取った合格実績の一部です。

<海外大学 合格実績>

THE世界大学ランキング(2022年・2024年)に基づく実績です。

  • イリノイ大学(アメリカ):THE世界大学ランキング(2022年)18位
  • トロント大学(カナダ):THE世界大学ランキング(2022年)48位
  • マンチェスター大学(イギリス):THE世界大学ランキング(2024年)51位
  • カリフォルニア大学デービス校(アメリカ):THE世界大学ランキング(2022年)67位
  • ミネソタ大学(アメリカ):THE世界大学ランキング(2022年)86位
  • アリゾナ州立大学(アメリカ):THE世界大学ランキング(2022年)132位
  • エクセター大学(イギリス):THE世界大学ランキング(2022年)143位
  • サセックス大学(イギリス):THE世界大学ランキング(2022年)151位
  • ヨーク大学(カナダ):THE世界大学ランキング(2022年)169位

<国内大学 合格実績>

  • 早稲田大学
  • 慶應義塾大学
  • 国際基督教大学(ICU)
  • 上智大学
  • 立教大学
  • 名古屋市立大学
  • 関西大学
  • 関西学院大学
  • 同志社大学
  • 立命館大学

これらの実績は、偏差値を追った結果ではなく、生徒が「自分は何を学びたいか」「どう生きたいか」を追求し、AIEでの学びを通じて実力をつけた証です。

最後に:愛知から飛び出し、新しい自分に出会う旅へ

「国際バカロレア認定校 愛知」で検索された皆様。

もし、県内という条件に縛られず、「お子様が最も成長できる環境はどこか?」という視点で学校をお探しであれば、淡路島での寮生活という選択肢をぜひ検討してみてください。

愛知から淡路島へ。物理的な距離はありますが、週末や長期休暇には帰省もしやすい距離感です。

親元を離れ、自立した環境で学ぶ2年間は、お子様の人生においてかけがえのない財産となるはずです。

「ここなら、自分が変わり、成長できるかもしれない」

そう感じていただけるかどうか、まずは学校説明会や個別相談会で、私たちの学校について知ってください。愛知からのアクセスも含め、丁寧にご案内させていただきます。

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