「アジアの玄関口・福岡で、世界に通用する教育を子どもに受けさせたい」
「英語力だけでなく、正解のない問いに挑む『たくましさ』を身につけてほしい」
「国際バカロレア認定校 福岡」というキーワードで検索をされたあなたは、お子様の将来を広い視野で見据え、既存の偏差値教育の枠を超えた学びの場を真剣に探されていることと思います。
福岡県内には、独自の教育理念を持つ私立校やインターナショナルスクールなど、魅力的な選択肢が存在します。しかし、国際バカロレア(IB)、特に大学入学資格が得られるディプロマ・プログラム(IBDP)を実施している学校となると、数は限られてきます。「通学圏内で探すと条件が合わない」「英語のみの授業についていけるか不安」といった悩みを抱え、決定打に欠けている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もし、福岡県内という条件に縛られず、「お子様が最も成長できる環境はどこか」という視点で探されているのであれば、少しだけ視野を広げてみてください。
それは、「あえて福岡を離れ、寮生活で学ぶ」という選択です。
この記事では、IB教育を成功させるための学校選びの視点を整理しつつ、福岡から海を渡り、兵庫県・淡路島にある学校で学ぶことが、なぜ多くのご家庭に選ばれているのか、その理由についてお話しします。
1. 福岡・九州でIB校を選ぶ際の「迷い」と「解決策」
国際バカロレア認定校を探す際、教育カリキュラムの質はもちろんですが、それを支える「環境」が非常に重要です。福岡エリアで学校選びをする際に、意識しておきたいポイントを整理します。
① 「英語運用能力」と「母語での思考力」
IBDPには、すべての科目を英語で学ぶ「英語ディプロマ」と、一部を日本語で学ぶ「日本語ディプロマ(デュアルランゲージ)」があります。
グローバル教育に関心の高い福岡のご家庭では、「将来のためにオールイングリッシュで」と考える方も多いかもしれません。しかし、抽象的な概念や複雑な論理を学ぶ高校生の時期に、第二言語である英語「だけ」で学ぶことは、時に思考の深さを犠牲にするリスクも伴います。
「英語『を』学ぶ」のではなく、「英語『で』高度な思考ができる」ようになるためには、まずは母語である日本語での論理的思考力が土台として不可欠です。
② 学習に「没頭」できる環境の確保
IBDPの学習量は膨大です。日々の予習復習、レポート作成、論文執筆に加え、創造性・活動・奉仕(CAS)といった課外活動も必須です。
都市部での生活は便利ですが、通学時間の長さや、塾・習い事などの過密スケジュールにより、じっくりと学問に向き合う時間が削られてしまうこともあります。「通える範囲」だけでなく、「学習に集中できる静かな環境」を確保することは、IBを完遂するための重要な戦略です。
③ 親元を離れる「自立」のタイミング
福岡という住み慣れた土地を離れることは、大きな決断です。しかし、IBが目指す「自律した学習者」になるためには、親元を離れ、自分の生活を自分で管理する経験が非常に有効です。
高校生の段階で寮生活を経験することは、大学進学や海外留学への予行演習となり、精神的なタフさを育てます。
2. 福岡から淡路島へ。AIE国際高等学校という「自立」の選択
福岡から新幹線で新神戸へ、あるいは飛行機で神戸空港へ。そこからバスで淡路島へ。
兵庫県淡路島にあるAIE国際高等学校には、実は九州エリアからも生徒が集まっています。
当校は広域通信制高校でありながら、国際バカロレア認定校としてIBDPコースを設置しています。「通信制」という枠組みですが、IBDPコースに関しては、オンラインや通信のみでの資格取得はできません。「対面授業」と「他者との対話」を重視しているため、通学または学生寮への入寮が必須となります。
なぜ、福岡のご家庭が、あえて淡路島のAIEを選ぶのか。その理由は、独自の教育環境と、寮生活がもたらす成長にあります。
理由① 「寮生活」で時間を味方につける
福岡から通学することはできませんので、「学生寮(レジデンス)」での生活となります。
AIE国際高等学校のキャンパスは、海と緑に囲まれた静かな環境にあります。通学のストレスや都市部の喧騒から離れ、学習に没頭できる環境です。
また、当校の寮は「基本的に日本語環境」です(英語漬けのイマージョンではありません)。
これには明確な意図があります。日中の授業で英語や難解な課題に取り組み、脳をフル活用させた後は、寮で母語を使ってリラックスし、仲間と本音で語り合う。この「オンとオフ」の切り替えが、精神的な安定をもたらし、ハードなIBを完走する力となります。
福岡を離れ、同じ目標を持つ仲間と支え合う寮生活は、一生の絆を育みます。
理由② 日本語で思考の土台を築く「デュアルランゲージ」
AIE国際高等学校では、IBDPを「日本語ディプロマ(デュアルランゲージ)」で実施しています。具体的には、6つの教科グループのうち、4科目を日本語で、2科目を英語で履修します。
- 日本語で学ぶ(4科目): 文学、歴史、数学、理科などの科目は日本語で行います。日本人としてのアイデンティティや教養、そして論理的思考の核となる部分を、母語で徹底的に鍛えます。
- 英語で学ぶ(2科目): 英語B(外国語としての英語)や芸術などの科目を通じて、アカデミックな英語運用能力を実践的に磨きます。
「いきなり全ての授業が英語では不安」「日本人としての教養もしっかり身につけたい」と考えるご家庭にとって、このバランスは非常に重要であり、無理なく確実に世界レベルの学力をつけるための最適解といえます。
理由③ 一人ひとりの夢に伴走する、確かな進路指導
当校は小規模校ならではの「近さ」を大切にしています。
教員が生徒一人ひとりの性格や夢を深く理解し、学習面だけでなく、寮生活での悩みや進路への不安にも寄り添います。
その結果、卒業生たちは国内外の難関大学へと羽ばたいています。
以下は、当校の卒業生がこれまでに勝ち取った合格実績の一部です。
<海外大学 合格実績>
THE世界大学ランキング(2022年・2024年)に基づく実績です。
- トロント大学(カナダ):THE世界大学ランキング(2022年)48位
- マンチェスター大学(イギリス):THE世界大学ランキング(2024年)51位
- カリフォルニア大学デービス校(アメリカ):THE世界大学ランキング(2022年)67位
- ミネソタ大学(アメリカ):THE世界大学ランキング(2022年)86位
- アリゾナ州立大学(アメリカ):THE世界大学ランキング(2022年)132位
- エクセター大学(イギリス):THE世界大学ランキング(2022年)143位
- サセックス大学(イギリス):THE世界大学ランキング(2022年)151位
- ヨーク大学(カナダ):THE世界大学ランキング(2022年)169位
- イリノイ大学(アメリカ):THE世界大学ランキング(2022年)18位
<国内大学 合格実績>
- 早稲田大学
- 慶應義塾大学
- 国際基督教大学(ICU)
- 上智大学
- 立教大学
- 名古屋市立大学
- 関西大学
- 関西学院大学
- 同志社大学
- 立命館大学
これらの実績は、偏差値を追った結果ではなく、生徒が「自分は何を学びたいか」「どう生きたいか」を追求し、AIEでの学びを通じて実力をつけた証です。
最後に:福岡から飛び出し、新しい自分に出会う旅へ
「国際バカロレア認定校 福岡」で検索された皆様。
もし、県内という条件に縛られず、「お子様が最も成長できる環境はどこか?」という視点で学校をお探しであれば、淡路島での寮生活という選択肢をぜひ検討してみてください。
福岡から神戸、そして淡路島へ。物理的な距離はありますが、そこには日常では得られない濃密な成長の機会が待っています。
親元を離れ、自立した環境で学ぶ2年間は、お子様の人生においてかけがえのない財産となるはずです。
「ここなら、自分が変わり、成長できるかもしれない」
そう感じていただけるかどうか、まずは学校説明会や個別相談会で、私たちの学校について知ってください。福岡からのアクセスも含め、丁寧にご案内させていただきます。
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