「北海道で、世界に通用する国際バカロレア(IB)の教育を受けさせたい」
「英語力だけでなく、困難な課題に立ち向かう『たくましさ』や『探究心』を育てたい」
「国際バカロレア認定校 北海道」というキーワードで検索をされたあなたは、お子様の将来の可能性を広げるために、既存の教育枠にとらわれない進路を真剣に検討されていることと思います。
北海道内にも、意欲的な教育を行う国際バカロレア認定校は存在します。しかし、広大な北海道だからこそ、「自宅から通える範囲」で探すと選択肢が極端に限られてしまうのが現実ではないでしょうか。
また、IBディプロマ・プログラム(IBDP)という世界的に難易度の高いカリキュラムに挑戦するにあたり、冬場の厳しい通学事情や、英語のみで行われる授業への不安など、様々な懸念を抱えている方もいらっしゃるかもしれません。
「本当にこの環境で、2年間のハードな学習を完走できるだろうか?」
「もっと世界を広げ、自分自身を鍛えられる場所はないだろうか?」
もし、そのような迷いを少しでもお持ちであれば、一度視点を大きく広げてみることをお勧めします。
それは、「あえて北海道を離れ、環境を変えて学ぶ」という選択です。
この記事では、IB教育を成功させるための環境選びのポイントを整理しつつ、北海道から遠く離れた兵庫県・淡路島にある学校が、なぜ全国から選ばれているのか、その理由についてお話しします。
1. 北海道でIB校を選ぶ際の「地理的課題」と「学習環境」
国際バカロレア認定校を探す際、教育内容はもちろんですが、それを支える「生活環境」が非常に重要になります。特に北海道エリアで学校選びをする際に、意識しておきたいポイントがあります。
① 「通学」の負担と学習時間の確保
IBDPの学習量は膨大です。日々の予習復習、課題レポート、論文執筆に加え、課外活動(CAS)も必須となります。
北海道において、特に冬場の通学は生徒にとって大きな負担となり得ます。悪天候による交通機関の乱れや、寒さの中での移動は、体力と時間を消耗させます。
「学習に没頭できる時間」と「十分な睡眠」を確保することは、IBを完遂するための生命線です。通学のハードルをどうクリアするかは、戦略的に考えるべき課題です。
② 「英語」の壁と「思考力」の深さ
IBDPには、すべての科目を英語で学ぶ「英語ディプロマ」と、一部を日本語で学ぶ「日本語ディプロマ(デュアルランゲージ)」があります。
「将来は海外へ」と考えるあまり、英語のみの環境を選びがちですが、抽象度の高い概念を学ぶ高校生の時期に、母語である日本語での深い思考をおろそかにすることはリスクも伴います。
「英語『を』学ぶ」のではなく、「英語『で』高度な思考ができる」ようになるためには、まずは母語での論理的思考力が土台として不可欠です。
③ 親元を離れる「自立」のチャンス
北海道という住み慣れた土地を離れることは、親子ともに勇気がいる決断です。しかし、IBが目指す人物像の一つに「リスクを恐れずに挑戦する人」があります。
高校生の段階で親元を離れ、全く新しい環境で自分の生活を管理する経験は、大学進学やその後の人生において、学力以上に強力な武器となります。
2. 北海道から淡路島へ。AIE国際高等学校で過ごす2年間の価値
北海道から飛行機で神戸空港へ、そこからバスで淡路島へ。
兵庫県淡路島にあるAIE国際高等学校には、実は北海道を含む全国各地から生徒が集まっています。
当校は広域通信制高校でありながら、国際バカロレア認定校としてIBDPコースを設置しています。「通信制」という枠組みですが、IBDPコースに関しては、オンラインや通信のみでの資格取得はできません。「対面授業」と「他者との対話」を重視しているため、通学または学生寮への入寮が必須となります。
なぜ、北海道のご家庭が、あえて淡路島のAIEを選ぶのか。その理由は、地理的な距離を超えた独自の教育環境にあります。
理由① 「寮生活」がもたらす学習への集中と安心感
北海道から通学することはできませんので、「学生寮(レジデンス)」での生活となります。
AIE国際高等学校のキャンパスは、温暖な気候と豊かな自然に囲まれています。雪かきや通学の心配をすることなく、一年を通じて学習に没頭できる環境です。
また、当校の寮は「基本的に日本語環境」です(英語漬けのイマージョンではありません)。
日中の授業で英語や難解な課題に取り組み、脳をフル活用させた後は、寮で母語を使ってリラックスし、仲間と本音で語り合う。この「オンとオフ」の切り替えが、精神的な安定をもたらし、ハードなIBを完走する力となります。
北海道を離れ、ホームシックになることもあるかもしれませんが、同じ目標を持つ仲間と支え合う寮生活は、第二の故郷のような温かさを生み出します。
理由② 日本語で深く考え、英語で発信する「デュアルランゲージ」
AIE国際高等学校では、IBDPを「日本語ディプロマ(デュアルランゲージ)」で実施しています。具体的には、6つの教科グループのうち、4科目を日本語で、2科目を英語で履修します。
- 日本語で学ぶ(4科目): 文学、歴史、数学、理科などの科目は日本語で行います。日本人としてのアイデンティティや教養、そして論理的思考の核となる部分を、母語で徹底的に鍛えます。
- 英語で学ぶ(2科目): 英語B(外国語としての英語)や芸術などの科目を通じて、アカデミックな英語運用能力を実践的に磨きます。
「いきなりオールイングリッシュは不安」「日本人としての教養もしっかり身につけたい」と考えるご家庭にとって、このバランスは非常に重要です。
理由③ 一人ひとりの夢に伴走する、確かな進路指導
北海道の大規模校では得にくい、小規模校ならではの「近さ」が当校にはあります。
教員が生徒一人ひとりの性格や夢を深く理解し、学習面だけでなく、寮生活での悩みや進路への不安にも寄り添います。
その結果、卒業生たちは国内外の難関大学へと羽ばたいています。
以下は、当校の卒業生がこれまでに勝ち取った合格実績の一部です。
<海外大学 合格実績>
THE世界大学ランキング(2022年・2024年)に基づく実績です。
- トロント大学(カナダ):THE世界大学ランキング(2022年)48位
- マンチェスター大学(イギリス):THE世界大学ランキング(2024年)51位
- カリフォルニア大学デービス校(アメリカ):THE世界大学ランキング(2022年)67位
- ミネソタ大学(アメリカ):THE世界大学ランキング(2022年)86位
- アリゾナ州立大学(アメリカ):THE世界大学ランキング(2022年)132位
- エクセター大学(イギリス):THE世界大学ランキング(2022年)143位
- サセックス大学(イギリス):THE世界大学ランキング(2022年)151位
- ヨーク大学(カナダ):THE世界大学ランキング(2022年)169位
- イリノイ大学(アメリカ):THE世界大学ランキング(2022年)18位
<国内大学 合格実績>
- 早稲田大学
- 慶應義塾大学
- 国際基督教大学(ICU)
- 上智大学
- 立教大学
- 名古屋市立大学
- 関西大学
- 関西学院大学
- 同志社大学
- 立命館大学
これらの実績は、偏差値競争の結果ではなく、生徒が「自分は何を学びたいか」「どう生きたいか」を追求し、AIEでの学びを通じて実力をつけた証です。
最後に:北海道から飛び出し、新しい自分に出会う旅へ
「国際バカロレア認定校 北海道」で検索された皆様。
もし、道内という条件に縛られず、「お子様が最も成長できる環境はどこか?」という視点で学校をお探しであれば、淡路島での寮生活という選択肢をぜひ検討してみてください。
北海道から飛行機を使えば、神戸まではすぐです。
親元を離れ、淡路島という場所で仲間と共に学ぶ経験。それは、単なる学歴以上の「生きる力」と「自信」をお子様に授けるはずです。
「ここなら、自分が変わり、成長できるかもしれない」
そう感じていただけるかどうか、まずは学校説明会や個別相談会(オンライン等もご確認ください)で、私たちの学校について知ってください。
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