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2025.07.08

国際バカロレア ディプロマプログラム実施校の探し方と選び方|後悔しないための重要ポイント

国際バカロレア(IB)ディプロマプログラムという、世界水準の教育に魅力を感じ、いよいよ「どの学校で学ぼうか」と、具体的な実施校探しを始められたのではないでしょうか。それは、ご自身の、あるいは、お子様の未来に向けた、非常に大きな一歩だと思います。

しかし、インターネットで検索してみると、国内外に数多くの実施校が存在し、学校ごとに特色も様々です。「何を基準に情報を整理すれば良いのか」「どうすれば自分に本当に合った学校を見つけられるのか」と、選択肢の多さに戸惑いや不安を感じてしまうこともあるかもしれません。

IBディプロマプログラムという挑戦的な道のりだからこそ、どの学校で学ぶかという「環境選び」は、その後の2年間の学びの質、そして、その先の未来を大きく左右する、最も重要な決断の一つです。

この記事では、そんなあなたの学校選びをサポートするために、ディプロマプログラム実施校の探し方の基本から、後悔しないための比較・検討の重要ポイントまで、丁寧に解説していきます。

国際バカロレア ディプロマプログラム実施校(IB認定校)とは?

まず基本として、国際バカロレア ディプロマプログラムは、スイスのジュネーブに本部を置く「国際バカロレア機構(IBO)」から正式に認定を受けた学校(IB認定校)でのみ履修することができます。

これらの学校は、IBOが定める厳格な基準をクリアした、質の高い教育環境を提供しています。日本国内にも、一条校やインターナショナルスクールなど、様々な形態の認定校が存在し、その数は年々増加傾向にあります。

実施校の探し方と情報収集のステップ

自分に合った学校を見つけるためには、段階を踏んで効率的に情報収集を行うことが大切です。

  • ステップ1:IBO公式サイトで全体像を把握する
    まずは、国際バカロレア機構(IBO)の公式サイトで、日本国内にどのような認定校があるのかを確認しましょう。地域や言語などで絞り込んで検索することができ、すべての認定校のリストを客観的に把握することができます。
  • ステップ2:各学校のウェブサイトで詳細を比較する
    気になる学校をいくつかリストアップしたら、それぞれの学校の公式ウェブサイトを詳しく見ていきましょう。教育理念やカリキュラムの特色、選択できる科目、教員の紹介、進路実績など、より詳細な情報を得ることができます。
  • ステップ3:学校説明会やオープンスクールに足を運ぶ
    情報収集の中で最も重要なのが、実際に学校を訪れることです。先生方や在校生の雰囲気、校舎の設備などを自分の目で確かめ、肌で感じることで、ウェブサイトだけでは分からない「学校との相性」を見極めることができます。

自分に合った実施校を選ぶための5つの比較ポイント

数ある実施校の中から、自分にとって最適な一校を選ぶためには、どのような視点で比較検討すれば良いのでしょうか。特に重要となる5つのポイントをご紹介します。

ポイント1:教育の言語(英語DP vs デュアルランゲージDP)

IBDPは、すべての授業を英語で行う「英語DP」と、英語と日本語といった二言語で学ぶ「デュアルランゲージDP」があります。英語力に自信がある場合でも、複雑な概念の探究や深い思考は、母語である日本語の方がスムーズに進むことも少なくありません。「どの言語で学ぶことが、自分の思考力を最大限に引き出せるか」という戦略的な視点で検討することが重要です。

ポイント2:学校の特色とサポート体制

少人数教育を徹底しているか、生徒一人ひとりへのサポートは手厚いか、という点は必ず確認しましょう。IBDPの膨大な学習量や、4,000語(日本語8,000字)に及ぶ課題論文(EE)の作成は、時に大きな壁として立ちはだかります。教員との距離が近く、学習面でも精神面でも親身に相談に乗ってくれる環境があるかどうかは、2年間を乗り越える上で極めて重要です。

ポイント3:居住形態(通学 or 寮)

理想の教育環境が、必ずしも自宅から通える場所にあるとは限りません。その場合、「学生寮」を持つ学校が有力な選択肢となります。寮生活は、自律性を育むと共に、全国から集まった同じ志を持つ仲間と切磋琢磨できる、かけがえのない経験となります。寮があるか、その環境はどうか、また、通学も可能なのかといった点は、生活の基盤となる重要な要素です。

ポイント4:選択可能な科目とカリキュラム

IBDPでは6つの教科グループから科目を選択しますが、学校によって開設されている科目は異なります。特に芸術科目や、理科・社会における特定の専門科目は、希望しても履修できない場合があります。自分の興味や将来の進路に合った科目が選択できるか、事前にしっかり確認しましょう。

一つの選択肢としてのAIE国際高校

これらのポイントを踏まえた上で、具体的な学校の姿をイメージすることは、学校選びにおいて非常に重要です。ここからは、これまでご紹介した視点に基づき、私たちAIE国際高校がどのような教育環境を提供しているのか、一つの選択肢として具体的にお話しします。

  • 私たちの答え①【言語】:思考を深める「デュアルランゲージ」
    AIE国際高校では、日本語4科目・英語2科目で学ぶ「デュアルランゲージDP」を採用しています。これは、思考の土台である日本語を疎かにせず、母語で深く考える力こそが、真の国際競争力になると信じているからです。思考が言語の壁に妨げられることなく、IBの本質である「探究」に没頭できる環境です。
  • 私たちの答え②【サポート】:一人ひとりに寄り添う少人数教育
    本校は少人数制教育を徹底しており、教員が生徒一人ひとりの個性と学習進度をきめ細かく把握しています。日々の学習相談から、スケジュール管理の指導まで、教員が伴走者のように寄り添い、一人で悩ませない手厚いサポートを提供します。
  • 私たちの答え③【居住形態】:全国から仲間が集う「学生寮」
    遠方にお住まいの方でも安心して学びに集中できるよう、安全で快適な学生寮を完備しています。全国から集まった仲間との共同生活は、多様な価値観に触れ、人間的に大きく成長する機会となるでしょう。もちろん、自宅からの通学も可能です。

まとめ:あなたにとっての「最高の実施校」を見つけるために

国際バカロレア ディプロマプログラム実施校を選ぶことは、単に高校を選ぶこと以上の意味を持ちます。それは、これからのあなたの「学びのスタイル」と「未来の可能性」を形作る、非常に重要な選択です。

今回ご紹介したポイントを参考に、様々な学校を比較検討し、ぜひご自身の目で見て、心で感じて、納得のいく一校を見つけてください。

もし、AIE国際高校の「日本語での探究」を大切にし、一人ひとりに寄り添う教育に少しでも興味をお持ちいただけましたら、ぜひ一度、私たちの学校についてより深く知っていただければ幸いです。

▶︎ AIE国際高校の「IBDPコース」について詳しくはこちら

AIE国際高校の教育について、さらに詳しく知りたい方は、ぜひ公式ホームページをご覧ください。

AIE国際高等学校

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