「グローバル化が進む社会で、子どもには英語力だけでなく、自ら課題を解決する力を身につけてほしい」
「岡山県内で、世界基準の教育プログラムである国際バカロレア(IB)に挑戦できる環境はないだろうか?」
「国際バカロレア認定校 岡山」というキーワードで検索をされたあなたは、お子様の将来の可能性を最大限に広げるために、既存の教育システムにとらわれない進路を真剣に検討されていることと思います。
「教育県」としても知られる岡山県には、質の高い教育機関が多く存在します。しかし、国際バカロレア(IB)、特に大学入学資格が得られるディプロマ・プログラム(IBDP)を実施している学校となると、選択肢は限られてくるのが現状ではないでしょうか。また、「認定校」という条件は満たしていても、校風やお子様の性格、あるいは「英語での授業についていけるか」といった不安要素が残り、決めきれずにいる方もいらっしゃるかもしれません。
この記事では、IB教育の本質的な難しさと価値を整理しつつ、「あえて岡山を離れ、環境を変える」という選択肢が、お子様の成長にどのようなメリットをもたらすのかについてお話しします。少しだけ視野を広げることで出会える、納得のいく学校選びの一助となれば幸いです。
1. 国際バカロレア(IB)校選びで失敗しないための視点
IB認定校を選ぶ際、単に「通学圏内にあるかどうか」だけで判断するのはリスクがあります。なぜなら、IBDPは世界的に見ても非常にハードなカリキュラムであり、それを2年間やり抜くためには、本人の努力だけでなく、それを支える「学習環境」と「生活環境」の合致が不可欠だからです。
岡山県および周辺エリアで学校を探す際、以下の3つの視点を持って比較検討することをお勧めします。
① 「英語力」と「思考力」のバランスをどう考えるか
IBDPには、すべての科目を英語で学ぶ「英語ディプロマ」と、一部を日本語で学ぶ「日本語ディプロマ(デュアルランゲージ)」があります。
「将来は海外だから英語漬けが良い」と考えがちですが、抽象度の高い概念や複雑な論理を学ぶ高校生の時期に、母語である日本語での深い思考をおろそかにすることは、「考える力」の成長を阻害するリスクもあります。
お子様が「英語『を』学びたい」のか、「英語『で』高度な思考ができるようになりたい」のか。その目的と現在の英語力を見極め、無理のないカリキュラムを選ぶことが重要です。
② 学習に「没頭」できる環境があるか
IBの学習は、授業だけでなく、膨大な課題、論文執筆、課外活動(CAS)など多岐にわたります。
ここで重要になるのが「時間の使い方」です。もし、岡山県内や隣県への通学に長い時間を費やしてしまうと、学習時間はもちろん、睡眠やリラックスする時間が削られてしまいます。IBを完遂するためには、通学のストレスを減らし、学習に集中できる環境(場合によっては寮など)を確保することも戦略の一つです。
③ 孤独にならない「伴走者」の存在
正解のない問いに向き合う探究学習は、時に孤独で、精神的なタフさが求められます。
大規模な学校で競争にもまれながら成長するタイプのお子様もいれば、少人数のアットホームな環境で、教員や仲間に支えられながら力を発揮するタイプのお子様もいます。偏差値や知名度だけでなく、「わが子が安心して失敗し、挑戦できる心理的安全性があるか」という視点も大切です。
2. 岡山から「寮」という選択で掴む、AIE国際高等学校の学び
岡山県内で理想の学校が見つからない、あるいは通学圏内の学校では条件が合わないとお悩みの方へ。
兵庫県淡路島にあるAIE国際高等学校という選択肢をご紹介します。
当校は広域通信制高校でありながら、国際バカロレア認定校としてIBDPコースを設置しています。通信制という枠組みですが、IBDPコースに関しては、「対面授業」と「協働的な学び」を重視しているため、通学または学生寮への入寮が必須となります。(※オンラインや通信のみでのIB資格取得はできません)
岡山県の皆様にとって、なぜ淡路島のAIE国際高等学校が有力な選択肢となるのか。その理由は、独自の教育環境にあります。
理由① 日本語で思考の土台を築く「デュアルランゲージ」
AIE国際高等学校では、IBDPを「日本語ディプロマ(デュアルランゲージ)」で実施しています。具体的には、6つの教科グループのうち、4科目を日本語で、2科目を英語で履修します。
- 日本語で学ぶ(4科目): 文学、歴史、数学、理科などの科目は日本語で行います。母語で徹底的に議論し、論理構成力を高めることで、表面的な理解で終わらせない「知の体力」を養います。
- 英語で学ぶ(2科目): 英語B(外国語としての英語)や芸術などの科目を通じて、アカデミックな英語運用能力を実践的に磨きます。
「いきなり全科目英語は不安」「日本人としての教養もしっかり身につけたい」と考えるご家庭にとって、このバランスは、無理なく確実に世界レベルの学力をつけるための最適解といえます。
理由② 岡山を離れ、学びに没頭する「学生寮(レジデンス)」
岡山県から淡路島への毎日の通学は現実的ではありません。そのため、当校では遠方の生徒向けに「学生寮(レジデンス)」を完備しています。
ここで強調したいのは、当校の寮は「基本的に日本語環境である」という点です。
いわゆる英語漬けのイマージョン寮ではありません。これには明確な意図があります。
IBの授業は非常にハードであり、日中は脳をフル回転させます。だからこそ、寮に戻ったときは母語である日本語でリラックスし、友人やスタッフと本音で語り合う時間を大切にしています。この「オンとオフの切り替え」こそが、精神的な燃え尽きを防ぎ、高いモチベーションを維持する秘訣です。
親元を離れ、同じ目標を持つ仲間と寝食を共にし、励まし合いながら壁を乗り越える経験。それは、岡山の実家から地元の高校に通うだけでは得られない、自立心と協調性を育みます。
理由③ 一人ひとりの夢を実現する進路指導と実績
「通信制高校のIBコースで、大学進学は大丈夫?」という不安をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、当校は少人数制のメリットを活かし、生徒一人ひとりの興味・関心に寄り添ったきめ細かな指導を行っています。
その結果、卒業生たちは国内外の難関大学へと進学しています。以下は、生徒たちが自らの力で勝ち取った合格実績の一部です。
<海外大学 合格実績>
THE世界大学ランキングに基づく実績です。
- イリノイ大学(アメリカ):THE世界大学ランキング(2022年)18位
- トロント大学(カナダ):THE世界大学ランキング(2022年)48位
- マンチェスター大学(イギリス):THE世界大学ランキング(2024年)51位
- カリフォルニア大学デービス校(アメリカ):THE世界大学ランキング(2022年)67位
- ミネソタ大学(アメリカ):THE世界大学ランキング(2022年)86位
- アリゾナ州立大学(アメリカ):THE世界大学ランキング(2022年)132位
- エクセター大学(イギリス):THE世界大学ランキング(2022年)143位
- サセックス大学(イギリス):THE世界大学ランキング(2022年)151位
- ヨーク大学(カナダ):THE世界大学ランキング(2022年)169位
<国内大学 合格実績>
- 早稲田大学
- 慶應義塾大学
- 国際基督教大学(ICU)
- 上智大学
- 立教大学
- 名古屋市立大学
- 関西大学
- 関西学院大学
- 同志社大学
- 立命館大学
これらの実績は、偏差値を追った結果ではなく、生徒が「自分は何を学びたいか」を追求し、AIEでの学びを通じて実力をつけた証です。
最後に:岡山から、新しい世界への一歩を
「国際バカロレア認定校 岡山」で検索を始めた皆様。
もし、県内や通学圏内という条件に縛られず、「お子様が最も成長できる環境はどこか?」という視点で学校をお探しであれば、淡路島での寮生活という選択肢をぜひ検討してみてください。
岡山からも決して遠すぎる場所ではありません。週末や長期休暇には帰省しつつ、平日は豊かな自然の中で学びに没頭する。
AIE国際高等学校には、地域を越えて集まった意欲ある仲間と、彼らを全力で支える教員たちがいます。
IBDPコースのカリキュラム詳細や寮の設備、学費などについては、公式サイトで詳しくご案内しています。また、個別相談会も随時実施しており、遠方からのご質問にも丁寧にお答えします。
「ここなら自分が変われるかもしれない」
そう感じていただける環境が、ここにあります。まずは一度、私たちの学校について知ってください。
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