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2025.06.20

通信制高校は「公立」が一番お得?学費の安さの裏にあるメリット・デメリットと、後悔しない学校選びの基準

「通信制高校への進学を考えているけれど、できるだけ学費は抑えたい」

「公立の通信制高校なら、安くて安心なのかな?」

進路を検討する中で、まずは費用の安い「公立」の通信制高校を第一候補に挙げる方は非常に多くいらっしゃいます。

確かに、公立高校の授業料の安さは大きな魅力です。経済的な負担を最小限に抑えて高校卒業資格を得られることは、公立ならではの最大のメリットと言えるでしょう。

しかし、その「安さ」だけで安易に入学を決めてしまい、後から「こんなはずじゃなかった」「勉強についていけない」と悩んでしまうケースも少なくありません。実は、公立と私立では、学習の進め方やサポート体制に大きな違いがあるのです。

この記事では、公立の通信制高校の特徴や仕組み、意外と知られていないデメリットについて詳しく解説します。そして、学費以外の面も含めて総合的に考えたとき、本当にあなた(お子様)に合った環境はどこなのかを見極めるためのヒントを、教育現場の視点からお話しします。

1. 公立の通信制高校:最大の魅力は「学費」

まず、公立の通信制高校が選ばれる最大の理由である、費用面について見ていきましょう。

圧倒的な学費の安さ

公立の通信制高校の学費は、私立に比べて非常に安価です。

一般的に、入学金は数百円〜数千円程度、授業料は1単位あたり数百円程度(年間で数万円)で済むケースがほとんどです。さらに「高等学校等就学支援金制度」を利用すれば、授業料が実質無料になることも多く、経済的なハードルは極めて低いと言えます。

公立に向いている人

この環境が適しているのは、以下のようなタイプの方です。

  • 独学が得意な人: 誰かに管理されなくても、自分で計画を立ててコツコツ勉強できる。
  • すでに働いている人: 仕事がメインで、高卒資格さえ取れればよいと割り切っている。
  • 経済的な事情が最優先の人: 何よりも学費の安さを優先しなければならない事情がある。

2. 安さの裏にある「落とし穴」?公立のデメリットと注意点

一方で、公立には構造上のデメリットや注意点も存在します。「サポートの手厚さ」という点では、私立に大きく水をあけられているのが現状です。

① 「自学自習」が基本で、サポートは最低限

公立の通信制高校は、基本的に「自分で勉強する場所」です。

レポート(課題)は郵送などで送られてきますが、その進捗管理やメンタル面のフォローを細かくしてくれる担任の先生がいるとは限りません。「分からないところがあっても質問しにくい」「提出期限を過ぎても誰も注意してくれない」という状況になりがちで、結果として卒業率が私立に比べて低い傾向にあります。

② 狭き門?入試倍率と選考

「公立なら誰でも入れる」と思われがちですが、実はそうではありません。

公立の通信制高校は、各都道府県に1校〜数校しか設置されていないことが多く、定員オーバーになれば不合格になることもあります。また、入学時期が「4月のみ(年に1回)」に限られている学校も多く、転入・編入のタイミングが合わせづらいという難点もあります。

③ 施設やカリキュラムの制約

校舎が古かったり、全日制高校の校舎を休日に借りてスクーリングを行ったりするケースが多いため、独自の設備や専門的な学習プログラム(IT、留学、芸術など)はあまり期待できません。「高校卒業+α」のスキルを身につけたい場合には、物足りなさを感じる可能性があります。

3. 「私立」という選択肢:費用対効果で考える

ここで視点を変えてみましょう。

学費だけで見れば公立に分がありますが、「卒業できる確率(卒業率)」や「進路決定率」、そして「将来への成長」というコストパフォーマンス(費用対効果)で考えると、私立の通信制高校が有力な選択肢として浮上してきます。

就学支援金で、私立も身近に

「私立は高い」というイメージがありますが、現在は国の「就学支援金制度」により、私立の通信制高校でも授業料が実質無料、あるいは大幅に減額されるご家庭が増えています。

この制度を活用すれば、公立との費用差を縮めつつ、私立ならではの手厚いサポートを受けることが可能です。

私立ならではの「人」への投資

私立の学費が公立より高い理由は、「生徒を支える人(教員)」や「教育環境」に投資しているからです。

  • 先生が生徒一人ひとりに目を配れる少人数制。
  • 不登校経験や学習の遅れに対応するカウンセリング体制。
  • 大学進学を見据えた質の高い授業プログラム。

「安く済んだけれど卒業できなかった」となるよりも、「ある程度の費用はかかったけれど、希望の大学に行けた、自信を取り戻せた」となる方が、長い人生においては価値ある投資と言えるのではないでしょうか。

4. AIE国際高等学校が提供する「公立にはない」価値

私たちAIE国際高等学校は、私立の通信制高校として、公立校では実現が難しい「一人ひとりに寄り添う教育」と「世界基準の学び」を提供しています。

① 「放置しない」担任(メンター)制

「勉強についていけるか不安」という悩みに応えるため、生徒一人ひとりに担任がつきます。

学習計画を一緒に立てることはもちろん、日々の悩み相談や進路指導まで、徹底的に伴走します。孤独になりがちな通信制の学習を、二人三脚で支える仕組みです。

② 基礎から難関大まで対応する「授業の質」

レポートをこなすだけの作業的な学習ではありません。

AIE国際高等学校は、国際バカロレア(IB)認定校として、「なぜ?」を考える探究的な授業を行っています。

また、英語教育においては、ネイティブ講師と日本人講師による習熟度別クラスを展開。英語が苦手な生徒から、海外大学を目指す生徒まで、それぞれのレベルに合わせて力を伸ばせます。

③ 通学・オンライン・寮生活など選べるスタイル

全日制の校舎を借りるのではなく、独自のキャンパスと設備を持っています。

自宅から学ぶ「オンラインスタイル」、キャンパスに通う「通学スタイル」、そして希望者が共同生活を送る「レジデンスコース(学生寮)」など、自分に合った環境で学ぶことができます。(寮内は日本語環境で、安心して生活習慣を整えられます)

5. 「公立以上」の実績:通信制から世界へ

手厚いサポートと質の高いカリキュラムの結果として、本校の卒業生たちは、国内外の難関大学へと進学しています。これは、自学自習が中心の公立校ではなかなか出すことが難しい実績です。

<合格実績>

【海外大学】

  • トロント大学(カナダ)THE世界大学ランキング(2022年)48位
  • マンチェスター大学(イギリス)THE世界大学ランキング(2024年)51位
  • カリフォルニア大学デービス校(アメリカ)THE世界大学ランキング(2022年)67位
  • ミネソタ大学(アメリカ)THE世界大学ランキング(2022年)86位
  • アリゾナ州立大学(アメリカ)THE世界大学ランキング(2022年)132位
  • エクセター大学(イギリス)THE世界大学ランキング(2022年)143位
  • サセックス大学(イギリス)THE世界大学ランキング(2022年)151位
  • ヨーク大学(カナダ)THE世界大学ランキング(2022年)169位
  • イリノイ大学(アメリカ)THE世界大学ランキング(2022年)18位

【国内大学】

  • 慶應義塾大学
  • 早稲田大学
  • 上智大学
  • 国際基督教大学(ICU)
  • 立教大学
  • 名古屋市立大学
  • 関西大学
  • 関西学院大学
  • 同志社大学
  • 立命館大学

6. あなたにとって「本当に良い学校」とは?

公立の通信制高校には「学費の安さ」という素晴らしいメリットがあります。

しかし、もしあなたが「確実に卒業したい」「大学に行きたい」「自分を変えるきっかけが欲しい」と願っているのなら、選択肢を公立だけに絞らず、私立の学校も検討してみてはいかがでしょうか。

就学支援金を使えば、思っているよりもずっと現実的な費用で、AIE国際高等学校の充実した教育環境を手に入れることができるかもしれません。

「自分にはどっちが合っているんだろう?」

そう迷われたら、ぜひ一度、私たちの学校説明会や個別相談にお越しください。

学費のシミュレーションも含めて、あなたに最適な進路を一緒に考えましょう。

AIE国際高等学校 公式サイトはこちら

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