「学校がしんどい。環境を変えたい」
そう思って通信制高校への転校を考え始めたものの、ふとスマホを握りしめて立ち止まってしまうことはありませんか?
「転校すること、仲の良い友達にどう伝えればいいんだろう」
「『通信制に行く』と言ったら、落ちこぼれたと思われるんじゃないか」
「『なんで?』と聞かれたとき、うまく説明できる自信がない……」
転校(転入学)の手続きや単位のこと以上に、この「友達に言えない」という人間関係の悩みが、最後の一歩を重くしているケースは非常に多いものです。
今の学校の友達と縁が切れてしまうのではないか、という孤独感。そして何より、「全日制高校というレールから外れる自分」を、周囲にどう評価されるかという恐怖。
その気持ち、決してあなただけではありません。
多くの転校生が同じ葛藤を抱え、悩み、そしてそれを乗り越えて新しいスタートを切っています。
この記事では、「友達に言えない」と悩むあなたの心の中で何が起きているのかを整理し、その苦しさを和らげるための考え方を解説します。
そして、記事の後半では、「ここなら胸を張って通えるかもしれない」と思えるような、「逃げ」ではなく「ステップアップ」としての転校を叶える学校の選び方について、私たち教育現場の視点からお話しします。
1. なぜ「友達に言えない」のか?心の奥にある3つのブレーキ
まずは、あなたが感じている「言えなさ」の正体を見つめてみましょう。
友達を信頼していないわけではないのに、なぜ口をつぐんでしまうのでしょうか。そこには、大きく分けて3つの心理的なブレーキが存在します。
① 「普通」から外れることへの劣等感
世の中にはまだ、「高校は全日制に通い、3年間で卒業するのが普通」という固定観念が根強く残っています。
あなた自身も、心のどこかでそう思っていませんか?
だからこそ、通信制高校を選ぶことが、まるで「競争からの脱落」や「敗北」のように感じられ、「負けた自分を友達に見せたくない」というプライドが邪魔をしてしまうのです。これは、あなたが真面目に頑張ってきた証拠でもあります。
② 同情されたくない、心配されたくない
「大丈夫?」「何かあったの?」
友達からのそんな言葉は、優しさだと分かっていても、今のあなたには「憐れみ」のように聞こえてしまうかもしれません。
「可哀想な子」として扱われることへの拒否感や、過剰に気を遣わせてしまうことへの申し訳なさが、口を閉ざす原因になります。
③ 「変わってしまう関係」への恐怖
「学校が違えば、話が合わなくなるんじゃないか」
「文化祭や修学旅行の話で盛り上がれなくなる」
共通の話題がなくなることで、友達の輪から弾き出されてしまうのではないかという孤独感です。今の居場所を失う怖さが、新しい場所へ行く決断を鈍らせます。
2. 無理に言わなくていい。「沈黙」を守るための処方箋
ここで一つ、大切なことをお伝えします。
転校することを、今すぐ友達に言う必要はありません。
「えっ、言わなくていいの?」と思われるかもしれませんが、自分を守るために、あえて「言わない期間」を作ることは、決して悪いことではないのです。
タイミングは「自分が元気になってから」でいい
転校を決めた直後は、心が一番揺れ動いている時期です。そんな時に、他人の反応を受け止める余裕がなくて当然です。
新しい学校生活に慣れ、体調が戻り、笑顔が増えてきた頃に、「実はね、今こういうところで勉強しているんだ」と事後報告する。それだけでも十分です。
本当に大切な友達なら、時期が遅れたとしても、あなたが元気でいることを一番に喜んでくれるはずです。
「通信制」という言葉を使わない伝え方もある
もし聞かれたとしても、必ずしも「通信制高校」というカテゴリを強調する必要はありません。
「自分のペースで勉強できる学校に移ることにした」
「やりたいこと(英語や専門分野など)に集中できる学校に行く」
このように、「ポジティブな目的」を伝えることで、相手も「そうなんだ、頑張ってね」と応援しやすくなります。
3. 「言えない」自分を変えるには、「言いたくなる学校」を選べばいい
根本的な解決策は、あなた自身が転校先の学校を「誇らしい場所」だと思えるようになることです。
もし転校先が、「ただ高卒資格を取るためだけの場所」や「誰にも会わずに隠れる場所」だとしたら、いつまでも友達に言うのは難しいかもしれません。
しかし、そこが「今の学校以上に自分が成長できる場所」や「全日制ではできない経験ができる場所」だったらどうでしょうか?
「私、今こんなすごい勉強をしてるんだ」
「面白い先生や仲間に出会えたんだ」
そう思える環境を選べば、転校は「ドロップアウト(脱落)」ではなく、「ステップアップ(栄転)」に変わります。
そうなれば、自然と友達にも話したくなる日が来るはずです。
4. 「ここなら胸を張れる」と思える場所。AIE国際高等学校
私たちAIE国際高等学校には、全日制高校からの転入生がたくさんいます。
入学前は「友達に言えない」と悩んでいた彼らが、入学後には目を輝かせて近況を語れるようになる。
そんな変化が生まれる、本校ならではの「3つの理由」をご紹介します。
① 「国際バカロレア(IB)」という世界基準の学び
私たちは、世界的な教育プログラムである国際バカロレア(IB)のディプロマ・プログラム(DP)認定校です。
これは、単に教科書を覚える勉強ではなく、「正解のない問い」に対して議論し、考えを深める、世界トップレベルの教育です。
「前の学校では勉強の意味が分からなかったけれど、ここでは『考えること』が面白い」
そう感じる生徒が多くいます。「通信制=勉強が簡単」というイメージを覆す、高度で知的な学びに取り組んでいることは、あなたにとって大きな自信(プライド)になるはずです。
② 英語力ゼロから「世界」を目指す
「英語は苦手だけど、話せるようにはなりたい」
そんな思いがあるなら、本校の環境は最適です。
ネイティブ講師と日本人講師が連携し、生徒一人ひとりのレベル(習熟度)に合わせた少人数クラスで指導します。
「転校して英語が得意になった」「海外の大学を目指すことにした」
そんな具体的な目標ができれば、転校は「逃げ」ではなく、「夢を叶えるための戦略的な選択」として、堂々と語れるようになります。
③ 親元を離れ、仲間と暮らす「寮生活」
本校には、希望者が入寮できる「レジデンススタイル(学生寮)」があります。
実は、転校を機にこの寮生活を選ぶ生徒が非常に多いのです。
実家から通うのではなく、親元を離れて淡路島で生活する。
このスタイルは、まるで「国内留学」や「ボーディングスクール(寄宿学校)」のような響きを持ちます。
「ちょっと親元を離れて、寮で自立する練習をしてるんだ」
そう友達に伝えることは、恥ずかしいことどころか、むしろ「大人への一歩」を踏み出したカッコいい姿として映るでしょう。(※寮内は日本語環境で、安心して生活できます)
④ 孤独にさせない「メンター」の存在
友達に言えない期間、一番辛いのは孤独です。
本校では、生徒一人ひとりに担任(メンター)がつき、あなたの心に寄り添います。
「前の学校の友達とどう付き合えばいいか」といった悩みも、一緒に考え、アドバイスします。あなたは一人ではありません。
5. 転校は「終わり」ではなく、すごい「始まり」だった
「通信制に移って、人生が終わったと思ったけれど、実はそこからが本当のスタートだった」
卒業生の多くがそう語ります。
AIE国際高等学校で自信を取り戻した生徒たちは、通信制高校の枠を超え、国内外の難関大学へと進学しています。
結果を出してしまえば、もう誰も「なんで転校したの?」とは聞きません。
「あの時、勇気を出して転校してよかったね」と言われる未来が待っています。
<合格実績>
【海外大学】
- トロント大学(カナダ)THE世界大学ランキング(2022年)48位
- マンチェスター大学(イギリス)THE世界大学ランキング(2024年)51位
- カリフォルニア大学デービス校(アメリカ)THE世界大学ランキング(2022年)67位
- ミネソタ大学(アメリカ)THE世界大学ランキング(2022年)86位
- アリゾナ州立大学(アメリカ)THE世界大学ランキング(2022年)132位
- エクセター大学(イギリス)THE世界大学ランキング(2022年)143位
- サセックス大学(イギリス)THE世界大学ランキング(2022年)151位
- ヨーク大学(カナダ)THE世界大学ランキング(2022年)169位
- イリノイ大学(アメリカ)THE世界大学ランキング(2022年)18位
【国内大学】
- 慶應義塾大学
- 早稲田大学
- 国際基督教大学(ICU)
- 上智大学
- 立教大学
- 関西大学
- 関西学院大学
- 同志社大学
- 立命館大学
- 名古屋市立大学
6. 友達への報告は、あなたが笑顔になってからでいい
今、無理に友達に言う必要はありません。
まずは、あなたが心から「ここなら行きたい」「ここなら頑張れそう」と思える学校を見つけることが先決です。
AIE国際高等学校は、あなたが失いかけた自信を取り戻し、いつか友達に「今の学校、すごく楽しいよ」と笑顔で報告できる日が来るよう、全力でサポートします。
「ここなら、胸を張れるかもしれない」
少しでもそう感じたら、ぜひ一度、学校見学会や個別相談にお越しください。
その一歩が、あなたと、あなたの周りの人間関係をもポジティブに変えていくはずです。
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