「高校に入学したばかりなのに、もう通うのが辛い」
「このまま休みが続くと、留年してしまうかもしれない」
「環境を変えたいけれど、今辞めたら人生のレールから外れてしまう気がする……」
高校1年生のこの時期。
期待に胸を膨らませて入学したはずの学校で、人間関係の悩みや、勉強のプレッシャー、あるいは「何かが違う」という違和感に苦しんでいるのは、あなただけではありません。
「石の上にも三年」という言葉がありますが、合わない環境で無理をして心をすり減らすよりも、「高1の今だからこそ」環境を変える決断をすることで、未来が大きく開けることがあります。
実は、高校1年生での転校(転入学)は、3年間での卒業(同級生と同じ時期の卒業)が最も確実であり、その後の大学進学に向けた準備期間も十分に確保できる、「リカバリーに最適なタイミング」なのです。
この記事では、高1で転校を考える際に知っておくべき「単位」や「留年回避」の仕組みと、失敗しない手続きの流れを解説します。
そして記事の後半では、早めの決断を「逃げ」ではなく「大きな飛躍」に変える、私たちAIE国際高等学校の教育環境についてご紹介します。
1. 高1での転校が「ベストタイミング」と言われる理由
「せっかく入った高校だから、せめて1年は続けたほうがいいのでは?」
親御さんや先生からそう言われることがあるかもしれません。しかし、通信制高校への転校に関しては、「決断が早いほどメリットが大きい」のが現実です。
① 「留年」せずに同級生と一緒に卒業できる
これが最大のメリットです。
高校を卒業するには「3年間の在籍」と「74単位以上の修得」が必要です。
高1の早い段階(夏〜秋、遅くとも冬まで)で転校すれば、その年度に残された期間を使って、通信制高校で「1年生分の単位」を取り切ることができます。
逆に、無理をして今の高校に籍だけ置き続け、欠席日数が増えたまま年度末(3月)を迎えてしまうと、1年生の単位が「ゼロ」の状態になります。その状態で転校すると、卒業時期が遅れたり、負担が大きくなったりするリスクが高まります。
② 大学受験への準備期間がたっぷりある
高1で転校すれば、卒業までにあと2年以上あります。
この期間は、基礎学力の学び直しはもちろん、英語力の強化や、自分の興味ある分野(探究学習など)に没頭するには十分な時間です。
「高1で転校した」という事実は、大学入試(特に総合型選抜など)において、必ずしもマイナスにはなりません。「早い段階で自分に合った環境を選び直し、そこで何を頑張ったか」を語れる強みにもなるのです。
2. 転校しても「1年生からやり直し」にはならない?単位の仕組み
一番の不安は、「今の高校でまだ単位を取っていないのに、転校したらどうなるの?」ということでしょう。
今の高校の「在籍期間」は引き継げる
例えば、4月に入学して10月に転校する場合、今の高校にいた「半年間」は、高校生としての在籍期間としてカウントされます。
退学届を出さずに転校(転入学)すれば、期間は途切れません。
1年生の単位は「転校先」で取る
多くの全日制高校では、学年末(3月)まで在籍してテストに合格しないと単位が出ません。そのため、年度の途中で転校する場合、前の高校からの「修得単位」はゼロであることがほとんどです。
しかし、心配はいりません。
通信制高校へ転校したその日から、新しい学校のカリキュラムで「1年生の単位」を取るための学習をスタートできます。
レポートやスクーリングをこなすことで、その年度内に必要な単位を修得し、4月からは問題なく「2年生」として進級できるのです。
3. 失敗しないための「転校手続き」重要ルール
ここで一つだけ、絶対に守ってほしいルールがあります。
それは、「次の学校が決まる前に、退学届を出さない」ということです。
「転入学」と「編入学」の違い
- 転入学(オススメ):
今の高校に籍を置いたまま、次の学校へ移る手続き。「空白期間」ができないため、スムーズに卒業を目指せます。 - 編入学(注意):
一度退学して、高校生でない期間(無職・アルバイトなど)を経てから入り直すこと。この「空白期間」は在籍期間に含まれないため、卒業が半年〜1年遅れる原因になります。
【正しい手順】
- 通信制高校を探す・相談に行く
- 今の高校の先生に書類作成を依頼する
- 通信制高校に出願・入試を受ける
- 合格が決まってから、転校手続き(退学届の提出など)をする
4. 高1からのリスタート。AIE国際高等学校を選ぶ理由
「単位のことは分かったけれど、次の学校でまた通えなくなったらどうしよう……」
そんな不安を抱えるあなたにこそ、AIE国際高等学校を知ってほしいと思います。
本校には、高校1年生で転入してくる生徒がたくさんいます。
「前の学校では教室に入れなかった」
「勉強についていけなくて自信を失っていた」
そんな彼らが、ここで笑顔を取り戻し、驚くような成長を遂げています。
① 「まだ1年生」だからこそ、世界基準の学びに挑戦
高1で転校するということは、まだ真っ白なキャンバスが目の前にあるということです。
ただ高卒資格を取るためだけに時間を過ごすのはもったいないと思いませんか?
本校は国際バカロレア(IB)のディプロマ・プログラム(DP)認定校です。
「正解」を覚えるのではなく、「なぜ?」を考え、議論する探究的な学び。
これまでの学校の勉強が「つまらない」「苦痛」だと感じていた人ほど、この新しい学びのスタイルにハマり、才能を開花させています。
② 英語力ゼロからでも、海外大学が視野に入る
「英語は苦手だけど、環境を変えるなら新しい自分になりたい」
そんな生徒のために、習熟度別(レベル別)の英語クラスを用意しています。
ネイティブ講師と日本人講師が連携し、基礎の基礎からサポート。
高1からスタートすれば、卒業時には英検準1級や1級、そして海外大学進学も夢ではありません。転校を機に「英語」という一生モノの武器を手に入れませんか?
③ 環境をガラッと変える「寮生活」
もし、今の学校に行けなくなった原因が、地元の人間関係や生活リズムの乱れにあるなら、思い切って「レジデンススタイル(学生寮)」を選んでみてください。
実家から通うのではなく、淡路島の豊かな自然の中で、親元を離れて生活する。
寮内は日本語環境で安心でき、スタッフが24時間体制でサポートします。
「誰も自分のことを知らない場所でやり直したい」と願う高1生にとって、ここは最適なリセットの場所です。
④ 孤独にさせない「メンター」が伴走
転校してすぐは、誰でも不安です。
本校では、生徒一人ひとりに担任(メンター)がつきます。
「1年生の単位をどうやって取るか」という学習計画の作成から、日々の悩み相談、友達作りのサポートまで、親身になって伴走します。
5. 転校は「挫折」ではない。輝かしい実績
「高1でドロップアウトした自分なんて……」と卑下する必要はありません。
自分に合わない場所から離れ、合う場所を見つけることは、賢い生存戦略です。
実際に、高1で本校へ転入し、のびのびと学んだ生徒たちは、国内外の難関大学へと進学しています。
<合格実績>
【海外大学】
- トロント大学(カナダ)THE世界大学ランキング(2022年)48位
- マンチェスター大学(イギリス)THE世界大学ランキング(2024年)51位
- カリフォルニア大学デービス校(アメリカ)THE世界大学ランキング(2022年)67位
- ミネソタ大学(アメリカ)THE世界大学ランキング(2022年)86位
- アリゾナ州立大学(アメリカ)THE世界大学ランキング(2022年)132位
- エクセター大学(イギリス)THE世界大学ランキング(2022年)143位
- サセックス大学(イギリス)THE世界大学ランキング(2022年)151位
- ヨーク大学(カナダ)THE世界大学ランキング(2022年)169位
- イリノイ大学(アメリカ)THE世界大学ランキング(2022年)18位
【国内大学】
- 慶應義塾大学
- 早稲田大学
- 国際基督教大学(ICU)
- 上智大学
- 立教大学
- 名古屋市立大学
- 関西大学
- 関西学院大学
- 同志社大学
- 立命館大学
6. 早めの相談が、あなたの3年間を守る
高校1年生の転校は、早ければ早いほど選択肢が広がります。
「もう少し様子を見よう」と無理をして、年度末ギリギリになってしまうと、1年生の単位取得が難しくなる場合もあります。
「今の時期に転校したら、どういうスケジュールになる?」
「今の自分の状況で、留年せずに卒業できる?」
そんな具体的な疑問を解消するために、まずはAIE国際高等学校の個別相談へお越しください。
今の高校に在籍したまま、相談だけであれば何のリスクもありません。
あなたの高校生活は、まだ始まったばかりです。
ここから最高の3年間に作り変えていきましょう。
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